抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】神経膠腫組織におけるRNA結合モチーフ蛋白質5(RBM5)の発現と臨床病理学的悪性度との関係を研究する。【方法】2015年6月2016年12月に,武漢大学人民病院の神経外科手術で切除した正常脳組織およびI,III級神経膠腫の各1症例および1症例におけるRBM5蛋白質発現を,ウエスタンブロット法により検出した。免疫組織化学を用いて20例の神経膠腫組織と4例の正常脳組織中のRBM5蛋白の発現を測定し、検査結果はSPSS21.0ソフトを用いて統計分析を行った。【結果】ウエスタンブロットは,RBM5蛋白質の発現レベルが,異なるグレードの腫瘍組織で有意差(F=11.85,P<0.001)を示し,正常な脳組織とII,IVの腫瘍組織で,それぞれ8と8であった(P<0.001)。34±1.25,6.72±1.34,4.20±0.83,2.24±0.58であった。III級腫瘍組織の相対的な発現量はIII級(t=3.317,P=0.029)より高く、III級腫瘍組織の相対的な発現量はIV級より高かった(t=4.914、P=0.008)。免疫組織化学の結果,悪性程度の高い神経膠腫組織のRBM5蛋白の発現レベルが低く,異なる病理等級間のRBM5蛋白陽性患者の割合に統計学的有意差があった(χ2=22.6,P=0.007)。【結語】脳神経膠腫におけるRBM5蛋白質の発現レベルは,正常組織におけるそれより有意に低く,そして,神経膠腫の病理学的悪性度と関連があった。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】