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J-GLOBAL ID：201802226755055547   整理番号：18A0477010

西日本における深部微動の詳細な空間時間滑り進化の解明【Powered by NICT】

Resolving the Detailed Spatiotemporal Slip Evolution of Deep Tremor in Western Japan

著者 (2件)： Ohta Kazuaki (Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Ide Satoshi (School of Science, University of Tokyo, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Solid Earth  (Journal of Geophysical Research: Solid Earth)
巻： 122  号： 12  ページ： 10,009-10,036  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2388A  ISSN： 2169-9313  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しい滑りインバージョン法の開発および応用を通した西日本における深部微動の詳細な空間時間挙動を調べた。多くの研究は,低周波地震(LFE)群で示されたプレート境界に沿ったせん断滑りとして振戦を認識しているが,従来の滑り逆解析の結果は,音源位置の不十分な知識とGreen関数による振戦には使用できない。合成テンプレート波形,プレート境界に沿って配置した点で積層LFE地震記象によって得られた典型的な振戦波形を導入した。Green関数の代替としてのこれらの合成テンプレート波形を用いて,Bayes制約を持つ反復デコンボリューション手法を用いた連続振戦波形をインバートした。西部および中央四国,日本の二振戦バーストエピソードにこの方法を適用した。<100sの持続時間の迅速なモーメント放出は定期的に起こる四国西部の12日振戦バーストエピソードから推定した滑り分布は不均一であり,プレート境界に沿った滑りのいくつかのパッチ状領域を伴っている。はこれらの不均一空間時間滑りパターンに起因するプレート境界に沿った不均質な材料特性。四国中央部,非常に低周波地震(VLF)と同時に発生した振戦バーストエピソードに注目するために,VLFの源サイズは四国西部の振戦活性から推定したものよりもはるかに大きいことを観測した。滑り領域の大きさにおけるこれらの違いは,観察された地震記象,ゆっくり地震と沈み込み帯過程の力学のための意味を持つにおけるVLF信号の可視性を決定するかもしれない。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： デコンボリューション ,  四国地方 ,  振戦 ,  沈み込み帯 ,  スロー地震 ,  *深部 ,  地震記象 ,  モーメント ,  継続時間 ,  *西日本 ,  プレート境界 ,  Green関数
準シソーラス用語： 滑り分布 ,  逆解析 ,  低周波地震 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 振戦 ,  低周波地震 ,  超低周波地震 ,  スロースリップ ,  滑りインバージョン ,  沈み込み帯

分類 (3件)： プレートテクトニクス  (DE04020N) ,  地震活動  (DC03030L) ,  地震の物理的性質  (DC03050H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 西日本 ,  深部 ,  微動 ,  滑り ,  進化