文献

J-GLOBAL ID：201802227019814985   整理番号：18A1939760

海洋モデリングと高度計データは黒潮拡大の固有低周波変動の可能な発生を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Ocean modelling and altimeter data reveal the possible occurrence of intrinsic low-frequency variability of the Kuroshio Extension

著者 (4件)： Gentile Vittorio (e-GEOS, Rome, Italy) ,  Pierini Stefano (Dipartimento di Scienze e Tecnologie, Universita di Napoli Parthenope, Centro Direzionale, Isola C4, Naples 80143, Italy) ,  de Ruggiero Paola (Dipartimento di Scienze e Tecnologie, Universita di Napoli Parthenope, Centro Direzionale, Isola C4, Naples 80143, Italy) ,  Pietranera Luca (e-GEOS, Rome, Italy)
資料名： Ocean Modelling  (Ocean Modelling)
巻： 131  ページ： 24-39  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0629B  ISSN： 1463-5003  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文において,モデルシミュレーションと高度計データの組合せ使用は,1998年~2006年の間に,黒潮拡張(KE)低周波変動性が主に固有の起源であることを示唆した。このモデルは,減少重力海洋に対する原始方程式に基づいており,渦を許容し,相対的に理想化されているが,それは現実的な要素を含み,時間に依存しない気候学的風場により駆動されるので,モデル化された変動性は本質的な海洋起源である。高度計データはAVISOによって提供され,今日まで利用可能なすべてのデータを含んでいる。KEに対して特別に隠された新しい複合指数Λ[Φ]をモデルと高度計データの両方の解析に用いた(ΦはKEジェットの平均緯度位置を与え,ΛはKE経路の高周波変動の測度である)。感度数値実験のセットは,正面動力学が水平渦粘性に非常に敏感であることを示した。参照シミュレーションから現れる自己持続緩和振動は,(Λ,Φ)面のループによって表され,4つの相によって特徴付けられ,それぞれは特定の動的機構によって制御される。1998年1月から2006年3月までの範囲の間隔を高度計データにおいて同定し,その間,高度計導出指数はモデル化したものと非常に類似している。海面高度マップに基づく詳細な解析により,実際のKE進化は基本的にモデルループで認識された同じ動的挙動を特徴とする4つの相を有することを示した。結論として,その間隔の間,KE動力学は低周波変動の海洋固有モードにより制御され,変動の直接駆動動力学と海洋-大気結合モードは固有進化をオーバー影しないことを示した。緩和振動の自己持続対励起特性を最後に議論した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *LF【周波数】 ,  *黒潮 ,  *高度計 ,  重力 ,  緯度 ,  測度 ,  海面高度 ,  *モデリング ,  *海洋 ,  固有モード ,  渦 ,  シミュレーション ,  励起
準シソーラス用語： 動的挙動 ,  数値実験 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 海洋モデリング ,  高度計データ ,  黒潮の拡張 ,  気候指数 ,  固有低周波変動

分類 (1件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 海洋モデリング ,  高度計データ ,  黒潮 ,  拡大 ,  固有 ,  低周波