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J-GLOBAL ID:201802227043593062   整理番号:18A0332477

ラット正中視索前核のノルアドレナリン放出のグルタミン酸作動性調節【Powered by NICT】

Glutamatergic modulation of noradrenaline release in the rat median preoptic area
著者 (3件):
資料名:
巻: 130  ページ: 36-41  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0090A  ISSN: 0361-9230  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究はグルタミン酸作動性受容体機構を自由に動けるラットにおける脳内微小透析法を用いて正中視索前核(MnPO)の領域におけるノルアドレナリン(NA)の放出を調節するかどうかを調べるために実施した。微小透析プローブを介してN-メチル-d-アスパラギン酸(NMDA,10と50μM)の潅流はMnPOの領域における透析液NA濃度を有意に増強した。NMDAきっ抗薬ジゾシルピン(MK801,10と50μM)の局所潅流はMnPO地域におけるNAの基礎放出を変化させなかった。NMDAと共に投与したMK801(10μM)は,NMDA(50μM)の刺激効果を拮抗した。非NMDA作動薬キスカル酸(QA,10及び50μM)又はカイニン酸(KA,10と50μM)の潅流はMnPO地域におけるNA放出を有意に増加させた。非NMDA受容体きっ抗薬6-シアノ-7-ニトロキノキサリン-2,3-ジオン(CNQX,10と50μM)の潅流はNA放出に影響を及ぼさなかった。MnPO地域におけるQA(50μM)またはKA(50μM)のどちらかと一緒に投与されたCNQX(10μM)はNA放出に対する作動薬の刺激効果を抑制した。ポリエチレングリコール(PEG, 30%, 5ml)の皮下注射後の非降圧血液量減少はMnPO地域におけるNAレベルを有意に上昇させた。NA放出におけるPEG誘導上昇はMK801(10μM)またはCNQX(10μM)のいずれかの潅流により抑制された。今回の結果は,グルタミン酸作動性シナプス入力はNMDAおよび非NMDA受容体を介してMnPO地域におけるNAの放出を増強するように作用する可能性があることを示唆し,これらのグルタミン酸作動性受容体機構は体液バランスのノルアドレナリン作動性調節系に関与する可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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中枢神経系 
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