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J-GLOBAL ID:201802227063017941   整理番号:18A0488148

低温圧延による強度と靭性の良好な組合せ性質をもつCu-35Zn合金を得るための効果的な方法【Powered by NICT】

An effective method to obtain Cu-35Zn alloy with a good combination of strength and ductility through cryogenic rolling
著者 (5件):
資料名:
巻: 715  ページ: 236-242  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,市販のCu-35Znα黄銅シートを極低温圧延(CR)に供して,厚さ方向の変形の量を変えて試料を得た。同時に研究ローラと試料を冷却できることを自己設計液体窒素冷却システムを用いて,圧延プロセス中の超低温度条件を確保した。試料の結晶粒,変形双晶および転位密度を光学顕微鏡,透過型電子顕微鏡(TEM),およびX線回折(XRD)により調べた。試料の機械的性質を測定した一軸引張試験とビッカース硬さ測定。CR試料のミクロ組織と機械的性質は変形量の増加と共に室温圧延(RTR)試料と比較して明らかに改善された。典型的な例として,変形量が90%であるとき,CR試料は超微細構造を有し,並外れた機械的特性を示した。90%変形CR試料の平均引張強さと降伏強さは835.3MPaと711.5MPaに改善でき,一方90%変形RTR試料では718.6MPaおよび481.2MPaである。CR試料の平均伸び率は2.9%であり,これはその平均伸びは3.1%であるRTR試料と比較して,受忍可能である。90%変形CR試料中の超微細結晶粒,高転位密度,およびナノスケール変形双晶を含む超微細構造はその異常な機械的性質の主な理由である可能性がある。,強度と延性の良好な組合せを有する試料は本研究で得られた。は優れたミクロ組織と機械的性質を有するCu-35Zn合金板を作製するための貴重な探査である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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機械的性質  ,  変態組織,加工組織 
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