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J-GLOBAL ID:201802227073970704   整理番号:18A0800895

コリンアセチルトランスフェラーゼA(chata)遺伝子の調節領域を持つ新規トランスジェニックゼブラフィッシュ系統を用いて可視化した腸神経系の初期発生【JST・京大機械翻訳】

Early development of the enteric nervous system visualized by using a new transgenic zebrafish line harboring a regulatory region for choline acetyltransferase a (chata) gene
著者 (6件):
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巻: 28  ページ: 12-21  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1319A  ISSN: 1567-133X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腸神経系(ENS)は脊椎動物における末梢神経系の最大部分である。脊椎動物ENSの発生の可視化に向けて,ゼブラフィッシュコリンアセチルトランスフェラーゼa(chata)遺伝子の1.5kb上流領域を持ち,次いで修飾緑色蛍光蛋白質(gfp)を持つ新しいトランスジェニック系統Tg(chata;GGFF2)の作成を報告した。発生の間,GFP+細胞は,受精後60時間(hpf)によって腸で検出された。受精後6日および12日の腸において,GFP+細胞の平均92%がニューロンマーカーHuC/Dに対して陽性であり,GFPがこのトランスジェニック系統において腸ニューロンを標識することを示唆した。また,GFP+細胞の66%が1.5か月でコリンアセチルトランスフェラーゼ(ChAT)免疫陽性であることを観察した。従って,GFPは,ChAT蛋白質発現が免疫染色によってまだ検出されない幼生段階で発現される。著者らは,このトランスジェニック系統の生きている画像によって,ENSにおける神経分化の時空間的パターンを研究した。GFP+またはgfp+細胞は,移動性腸神経冠細胞において,それぞれ60hpfまたは53hpfにおいて,最初に一対の両側列を形成することを観察した。GFP+細胞の大部分は移動せず,新しいGFP+細胞の大部分は,以前に形成されたGFP+細胞の間の空間を満たすために添加された。GFP発現は72hpfに達した。新しいGFP+細胞は,最初のGFP+列の背側と腹側にも出現し,4dpfにより全腸に分布した。少数の新しいGFP+細胞は,細胞が移動を停止する直前に,より古いGFP+細胞の間で移動することが見出され,移動GFP+細胞が最終分化のための場所を探索する神経前駆体細胞を表すことを示唆した。著者らのデータは,Tg(chata:GGFF2)系統が腸神経分化と細胞挙動の研究のための有用なツールとして役立つことを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化  ,  微生物の生化学  ,  遺伝子発現 

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