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J-GLOBAL ID：201802227075559843   整理番号：18A1471375

聴覚特性を考慮した省電力音響再生のための音源加工-騒音環境下での主観評価-

Study on power saving audio playback consider auditory characteristics-Subjective evaluation under noisy environments-

著者 (3件)： 中川原光洋 (パナソニック) ,  中嶋司 (九州工大) ,  水町光徳 (九州工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 149(EA2018 1-27)  ページ： 41-46  発行年： 2018年07月17日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スマートフォンやポータブルスピーカ等の携帯型音楽プレイヤーが普及する中,省電力化が製品性能を決める重要なポイントとなってきている。本研究は,音響再生時の省電力化を目的とし,聴覚特性を考慮した音源加工によりその実現を目指す。先行研究では,聴覚特性を近似できるガンマチャープフィルタやメルフィルタバンク等を用い,その有用性を消費電流と主観評価実験の結果から調査した。本稿では,先行研究で課題であった対象音源の数や主観評価に用いる評価語とその評価手法を見直した。また,本システムの実用化に向けて,騒音環境下での主観評価を行い,静寂環境下と比較することでその影響について調査する。(著者抄録)

シソーラス用語： *省エネルギー ,  *再生 ,  *音響 ,  *聴覚 ,  主観評価 ,  音環境 ,  *フィルタ ,  *フィルタバンク ,  *音声認識
準シソーラス用語： *ガンマチャープフィルタ ,  *メルフィルタバンク ,  *音響再生 ,  音源加工 ,  *省電力 ,  *省電力音響再生 ,  静寂環境 ,  騒音環境

分類 (3件)： 音響測定  (BB03040R) ,  パターン認識  (JE07000S) ,  音声処理  (JE05000E)

引用文献 (8件)：

• P. Tournier, ′′Class AB versus D for Multimedia Applications in Portable Electronic Devices,′′ AES 29th International Conference: Audio for Mobile and Handheld Devices, Paper No. 2-2, 2006.
• B. Trotter, J. Tucker, and J. Rhode, ′′Low-Voltage, Low-Power Converter Design for Portable Audio Applications,′′ AES UK 16th Conference: Silicon for Audio, Paper No. uk037, 2001.
• パイオニア,AVアンプ新技術リポート,5,2013
• 中川原光洋,久保田航,水町光徳,′′聴覚特性を考慮した音源加工による省電力音源再生に関する検討,′′日本音響学会2017年秋季研究発表会講演論文集,pp.1149-1150, Sep.2009.
• Irion T. and Patterson, R.D., A time-domain, level-dependent auditory filter : the gammachirp, J. Acoust. Soc. Am., 101 (1), 412-129, Jan 1997.

タイトルに関連する用語 (6件)： 聴覚 ,  省電力 ,  音響再生 ,  音源 ,  騒音環境 ,  主観評価