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J-GLOBAL ID:201802227109608340   整理番号:18A0717204

ERβシグナル伝達ではなくエストロゲン受容体α-(ERα)は全身振動による骨骨折治癒の機械刺激に関与する【JST・京大機械翻訳】

Estrogen receptor α- (ERα), but not ERβ-signaling, is crucially involved in mechanostimulation of bone fracture healing by whole-body vibration
著者 (8件):
資料名:
巻: 110  ページ: 11-20  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0177D  ISSN: 8756-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低振幅高周波振動(LMHFV)による機械刺激は,マウスおよびヒトの両方において無傷骨格に対する同化効果を誘発することが示されている。しかしながら,実験研究は,骨骨折治癒の間,全身振動の影響がエストロゲン状態により大きく影響されることを明らかにした。LMHFVはエストロゲン欠乏の卵巣切除(OVX)マウスにおける骨折治癒を有意に改善したが,骨再生は非OVX,エストロゲン適格マウスにおいて有意に減少した。さらに,エストロゲン受容体α(ERα)およびβ(ERβ)は,エストロゲン状態に依存して全身振動後の骨折仮骨において特異的に発現した。これらのデータに基づいて,ERsは骨折治癒に及ぼす振動誘発効果を仲介すると仮定した。この仮説を証明するため,ERαまたはERβを欠くマウスにおける骨治癒に対するLMHFVの影響を検討した。ERリガンドエストロゲンの影響を研究するために,非OVXとOVXマウスの両方を用いた。すべてのマウスは,外部固定装置によって安定化された大腿骨骨切り術を受けた。マウスの半分は,骨切り術の4週間前に偽手術またはOVXを受けた。各群の半分は,0.3gと45HzのLMHFVを1日20分間,週5日を受けた。21日後に,骨折治癒を,生体力学的検査,μCT分析,組織形態計測および免疫組織化学によって評価した。ERαまたはERβの不在は偽処置マウスの骨折治癒に影響しなかった。野生型(WT)とERβノックアウトマウスは同様にOVX後に骨再生障害を示したが,ERαノックアウトマウスはそうではなかった。WTマウスにおいて,以前のデータを確認することにより,LMHFVは非OVXマウスにおいて骨修復に負の影響を及ぼしたが,OVXによって誘発された損傷治癒は振動によって有意に改善された。対照的に,振動したERαノックアウトマウスは,非OVXマウスとOVXマウスの両方において,非振動動物と比較して,骨折治癒において有意差を示さなかった。ERβノックアウトマウスにおける骨折治癒はWTマウスと同様にLMHFVにより同様に影響された。これらの結果は,ERαシグナル伝達が骨折治癒に及ぼす振動誘発効果に重要である可能性があるが,ERβシグナル伝達はマイナーな役割を果たす可能性があることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  細胞膜の受容体  ,  性ホルモン  ,  細胞生理一般  ,  果実とその加工品 

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