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J-GLOBAL ID：201802227145533997   整理番号：18A0330837

ヒトKu70蛋白質は2種の異なる部位を介してヘアピンRNAと二本鎖DNAに結合する【Powered by NICT】

Human Ku70 protein binds hairpin RNA and double stranded DNA through two different sites

著者 (5件)： Anisenko Andrey N. (Faculty of Bioengineering and Bioinformatics, Lomonosov Moscow State University, Moscow, Russia) ,  Knyazhanskaya Ekaterina S. (Chemistry Department, Lomonosov Moscow State University, Moscow, Russia) ,  Zatsepin Timofey S. (Chemistry Department, Lomonosov Moscow State University, Moscow, Russia) ,  Zatsepin Timofey S. (Skolkovo Institute of Science and Technology, Skolkovo, Russia) ,  Gottikh Marina B. (Belozersky Institute of Physico-Chemical Biology, Lomonosov Moscow State University, Moscow, Russia)
資料名： Biochimie  (Biochimie)
巻： 132  ページ： 85-93  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0147A  ISSN： 0300-9084  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト蛋白質Kuは二つのサブユニット,Ku70とKu80の複合体として細胞において機能する。Kuヘテロ二量体は病変の部位でのDNA末端を特異的に認識するによるDNA修復経路を非相同末端結合に重要な役割を果たしている。DNAへのKuヘテロ二量体の結合は良く研究されている,RNAとの相互作用についても述べた。しかし,Ku70サブユニットは独立したDNA結合能,これは以下の特徴を持つことが知られている。Ku70のRNA結合性質はまだ特別研究されていない。組換全長Ku70と大腸菌での切断変異体のセットを調製し,種々の構造の核酸:線形一本鎖および二本鎖DNAとRNA,閉鎖環状DNAとヘアピンRNAとの相互作用を研究した。Ku70はある構造のみによる2重鎖DNAとヘアピンRNAへの高親和性結合を示した。興味深いことに,Kuヘテロ二量体とは対照的に,Ku70は閉環状DNAと相互作用することが分かった。Ku70はDNAとRNA結合のための二種の異なる部位を採用していることを初めて示した。は以前実証されているように二本鎖DNAはKu70を含むSAPドメインのC末端部分によって認識されているが,ヘアピンRNA結合はアミノ酸251 438によって提供される。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *DNA【核酸】 ,  相互作用 ,  DNA結合タンパク質 ,  親和性 ,  大腸菌 ,  複合体 ,  サブユニット ,  *RNA【核酸】 ,  DNA修復 ,  *ヒト
準シソーラス用語： 環状DNA ,  非相同末端結合 ,  ヘテロ二量体 ,  *Ku ,  *二本鎖DNA , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： DNA結合蛋白質 ,  RNA結合蛋白質 ,  Ku70 ,  クロマトグラフィー。 ,  蛋白質核酸相互作用 ,  ヘアピンRNA

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒト ,  Ku70蛋白質 ,  RNA ,  二本鎖DNA