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J-GLOBAL ID:201802227147286555   整理番号:18A0498364

ブリティッシュ・コロンビア州のジョンストン海峡およびクイーンシャーロット海峡におけるタイヘイヨウサケ属稚魚(Oncorhynchus)の成長低下の証拠

Evidence for depressed growth of juvenile Pacific salmon (Oncorhynchus) in Johnstone and Queen Charlotte Straits, British Columbia
著者 (8件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 174-183  発行年: 2018年03月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ジョージア海峡から太平洋へのサケ類稚魚の北西方向の移動は,ジョンストン海峡とクイーンシャーロット海峡の両海峡において滞在および通過する。ジョージア海峡は毎日の潮汐により混合される,狭くて深い通路であり,表層から海底(約250m)までほぼ等温の水柱を形成している(約250m)。Trophic gauntlet hypothesis(McKinnell,Curchitser,Groot,Kaeriyama,& Trudel)によると,ジョンストン海峡は,そこで確認された海況が原因として,回遊時に本海域を通過する魚にとっては不十分な生育環境であることが示唆されている。魚類の短期的(5~7日間)な成長を評価するために使用されるホルモン,インシュリン様成長因子-1(IGF1)を用いて,2012年,2013年,および2014年の夏季に,ジョージア海峡北部,ジョンストン海峡,クイーンシャーロット海峡,およびクイーンシャーロット湾において,サケ類5種の個々の稚魚について成長を測定した。ジョージア海峡北部と比較して,ジョンストン海峡とクイーンシャーロット海峡の両海峡では,全5種のサケ類稚魚はIGF1濃度が有意に低下した。すべてのサケ類の種,そしてすべての年について,ジョージア海峡北部で確認されたサケ類稚魚の成長よりも,ジョンストン海峡とクイーンシャーロット海峡の両海峡の同成長の方が有意に低かったことから,これらの結果はTropic gauntlet hypothesisのいくつかの側面と一致する。さらに,これらの結果は,強い生態学的因子の存在下においてサケ類稚魚に及ぼす環境変化の影響を評価するために成長指標の有用性を実証している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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魚類  ,  個体群生態学  ,  海洋の構造・力学・循環 

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