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J-GLOBAL ID:201802227174372802   整理番号:18A0482101

アンモニウム窒素含有量は外因性窒素富化による酸性森林土壌における細菌群集組成の主要な予測因子である【Powered by NICT】

Ammonium nitrogen content is a dominant predictor of bacterial community composition in an acidic forest soil with exogenous nitrogen enrichment
著者 (7件):
資料名:
巻: 624  ページ: 407-415  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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土壌pHは酸性,中性,およびアルカリ性土壌中の細菌群集組成に著しく影響を及ぼす酸性土壌(pH<4.5)ではなく支配的な因子である。土壌細菌群集の応答を決定するために著しく酸性森林土壌における圃場における窒素(N)添加実験を行い,群集組成を決定する支配的な要因を同定した。ハイスループットIllumina社のHiSeq配列決定プラットフォームを用いて,高レベルのNの添加は土壌細菌多様性を有意に低下し,土壌細菌群集の組成を変化させることを見出した。窒素の添加は富栄養型菌分類群(ProteobacteriaおよびActinobacteria門)の相対的豊度を増加させたが,貧栄養分類群(Acidobacteria,Verrucomicrobia,Planctomycetes,WD272)の相対存在量を減少させた。特に,N循環関連微生物(例えば,Burkholderia及びRhizomicrobium属)の相対的豊度もN.の添加により増加した。著者らの相関分析は,pHや硝酸態窒素濃度よりも土壌アンモニア態窒素濃度は,土壌細菌群集の組成を決定する重要な環境パラメータであることを示した。しかし,これらの細菌応答挙動は乾季にのみと雨季では観察されず,雨季に於ける高い気温と降水量は土壌細菌の多様性と群集組成に及ぼすNの添加の影響を緩和する可能性があることを示した。これらの結果は,土壌細菌群集は著しく酸性森林土壌中の増加したN添加下で高いN需要を持つ富栄養型菌分類群にシフトすることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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土壌汚染  ,  微生物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般 

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