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J-GLOBAL ID：201802227213709098   整理番号：18A0932858

多核白金錯体のルミネセンス特性【JST・京大機械翻訳】

The luminescence properties of multinuclear platinum complexes

著者 (3件)： Puttock Emma V. (Department of Chemistry, Durham University, Durham DH1 3LE, UK) ,  Walden Melissa T. (Department of Chemistry, Durham University, Durham DH1 3LE, UK) ,  Williams J.A. Gareth (Department of Chemistry, Durham University, Durham DH1 3LE, UK)
資料名： Coordination Chemistry Reviews  (Coordination Chemistry Reviews)
巻： 367  ページ： 127-162  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0831A  ISSN： 0010-8545  CODEN： CCHRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 共役芳香族配位子を特徴とする白金(II)錯体はルミネセンスの文脈で広く研究されている。多くのそのような化合物は三重項励起状態から強いりん光を示すことが発見されており,発光デバイスの蛍光体や細胞生物学のイメージング剤などの多くの分野への応用可能性を提供している。ルミネセンスの文脈で報告されている多数の単核Pt(II)錯体とは別に,他の白金族金属イオンと組み合わせて,二つ以上のPt(II)イオンまたはPt(II)を組み込んだ多核系のいくつかの例がある。第二の金属イオンの導入は,単核類似体と比較して非常に異なるルミネセンス特性をもたらすことができる。本レビューは,多核Pt(II)錯体のいくつかの重要な特徴とそれらのルミネセンスを概観することを目的とした。それは,正方形平面ユニット間の顕著な分子内界面相互作用があるか否かによって,例を3つのクラスに細分化するのに便利であることを証明した。いくつかのケース(クラスA)において,例えば,芳香族架橋配位子を有する場合には,ユニットは互いに強固に保持されており,そのような分子内相互作用は可能ではない。しかし,いくつかのそのような錯体において,第二の金属イオンの存在は単核類似体と比較して非常に異なる性質をもたらすことができる。特に,最近の研究は,吸収と発光の大きな赤方偏移がりん光放射速度定数の増加を伴うことができ,効率的な赤色と近赤外発光体への道を提供することを示した。一方,クラスBにおいて,平面Pt(II)ユニットは,界面相互作用を容易にする立体配座で強固に保持されている。多くの場合,それらはPt 5d_z2と6p_z軌道の重なりを含み,単核Pt(II)錯体の凝集体で見られるものと類似の低エネルギー3MMLCT励起状態の生成をもたらす。最後に,クラスCの錯体は非常に多く,著者らは,Pt(II)ユニット間のリンカーにいくつかの柔軟性がある例の選択のみをカバーする。それらは,孤立した単位のそれらに似た励起状態からの二重発光を示す可能性があり,また,Pt(II)部分が適切な立体配座で互いに接近する能力のために,凝集体またはエキサイマと類似の低エネルギー励起状態からの二重発光を示す可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *白金錯体 ,  立体配座 ,  金属イオン ,  分子内相互作用 ,  ロバスト性 ,  *錯体 ,  凝集体 ,  三重項 ,  リン光 ,  光照射 ,  造影剤 ,  類似物質 ,  発光 ,  励起状態
準シソーラス用語： 界面相互作用 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 二核錯体 ,  二核錯体 ,  多金属 ,  リン光 ,  有機発光デバイス(OLED)

分類 (1件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E)

タイトルに関連する用語 (2件)： 白金錯体 ,  ルミネセンス