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J-GLOBAL ID：201802227220513437   整理番号：18A1981868

歴史的煉瓦造建築の壁の面外曲げ実験

EXPERIMENTS OF HISTORICAL BRICK WALLS SUBJECTED TO OUT-OF-PLANE BENDING

著者 (8件)： 牛谷和弥 (前田建設工業) ,  田中千裕 (京都工芸繊維大学大学院) ,  金尾伊織 (京都工芸繊維大学) ,  西村清是 ((株)浦辺設計) ,  北條稔郎 ((株)北條建築構造研究所) ,  橋本宗明 ((株)北條建築構造研究所) ,  荒木勇多 ((株)北條建築構造研究所) ,  森迫清貴 (京都工芸繊維大学)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 24  号： 58  ページ： 1063-1068(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では歴史的煉瓦建築物に関する実験から得たデータを提示した。2種類の実験を行った。最初に煉瓦壁の面外曲げ試験,2番目に漆喰目地を有する煉瓦の材料試験を行った。次の情報を得た。1)漆喰目地の貴重な材料試験データ。(2)単純支持煉瓦壁試験体では,漆喰目地の亀裂から重大な強度低下が生じる。しかしアラミド繊維またはSRFシートで補強された煉瓦壁は重大な強度低下を示さない。(3)固定壁試験体はアーチ作用により高強度を有する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 煉瓦 ,  *煉瓦構造 ,  *歴史的建造物 ,  *曲げ ,  復原性 ,  *目地 ,  アラミド繊維 ,  アーチ作用
準シソーラス用語： 曲げ耐力 ,  漆喰 ,  *漆喰目地 ,  *面外曲げ ,  煉瓦建築物 ,  *煉瓦壁

著者キーワード (10件)： 煉瓦 ,  漆喰 ,  面外 ,  曲け ,  復元 ,  レンガ壁 ,  石灰プラスタジョイント ,  面外曲げ ,  曲げ強さ ,  安定性

分類 (2件)： その他の構造材料による構造  (RA04060H) ,  煉瓦  (YC04020C)

引用文献 (9件)：

• 1) 社団法人 北海道建築技術協会:煉瓦造建築物の耐震診断基準,pp.2012.3
• 2) 佐野利器:家屋耐震構造論 第3章煉瓦造家屋,震災豫防調査會,震災豫防調査會報告,第83號(甲), pp. 70-142, 1916.10
• 3) 冨永善啓,西村泰志:煉瓦造建造物の構造的特性に関する実験的研究 実大煉瓦壁の面外水平曲げ実験,日本建築学会構造系論文集,第74巻,No.641,pp.1387-1394,2009.7
• 4) 寺井雅和,南宏一:煉瓦目地モルタルの強度に関する実験的研究,日本建築学会中国支部研究報告集,第32巻,pp.266-1-4,2009.3
• 5) 荒木慶一, 吉田亘利:ステンレスピン挿入補強された歴史的煉瓦造壁体の単調載荷面外曲げ耐力, 日本建築学会技術報告集,vol. 25, pp.147-152, 2007.6

タイトルに関連する用語 (5件)： 歴史 ,  煉瓦 ,  建築 ,  面外曲げ ,  実験