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J-GLOBAL ID:201802227294030669   整理番号:18A1295216

乳房病原性大腸菌感染時の宿主キチナーゼ3様1の免疫調節【JST・京大機械翻訳】

Immunomodulation of Host Chitinase 3-Like 1 During a Mammary Pathogenic Escherichia coli Infection
著者 (9件):
資料名:
巻:ページ: 1143  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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キチンはキチン結合蛋白質により認識されるN-アセチル-D-グルコサミン生体高分子である。哺乳類はキチンシンターゼを欠いているが,細菌感染に応答してキチンを検出するのに関与する蛋白質を誘導する。著者らの目的は,キチナーゼ3様1(CHI3L1)が大腸菌(E.coli)感染乳腺の自然免疫において潜在的役割を有するかどうかを調べることであった。CHI3L1蛋白質は,健康な乳房から分離されたホエー試料と比較して,自然に大腸菌に影響された4分の1のホエーにおいて分泌されることが見出された。さらに,CHI3L1の遺伝子発現は乳房病原性大腸菌(MPEC)株に感染したウシの乳房組織において確認された。既知の解剖学的差異にもかかわらず,ウシ乳房の自然免疫応答は,MPECまたは非MPEC分離株を用いた実験的マウスモデルを適用することにより模倣された。大腸菌に対する応答におけるマウス乳腺におけるCHI3L1発現の影響を,野生型マウスにおける汎カスパーゼ阻害剤またはキチン粒子のいずれかによる処理を通して,CHI3L1-/-マウスの使用を通して研究した。異なる大腸菌株によるCHI3L1感染の局所誘導は,細菌増殖と乳房インターロイキン(IL)-8レベルの両方に依存しないことを示した。実際,CHI3L1は,間質空間から乳房組織の肺胞内腔へのLy6G陽性細胞のトランスサイトーシスに影響する調節因子として出現した。さらに,CHI3L1は,カスパーゼ活性により上流に調節され,IL-1β,IL-6,およびRANTES/CCL5を含む局所炎症性サイトカインプロファイルに対して主要な下流効果を有することが見出された。結論として,CHI3L1は,乳腺の大腸菌誘発炎症の間,サイトカインとカスパーゼシグナリングにおいて重要な役割を果たすことが示された。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細菌による動物の伝染病  ,  微生物感染の生理と病原性  ,  牛 

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