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J-GLOBAL ID:201802227337885155   整理番号:18A2161869

神経ペプチドVGF(非アクロニック)C末端ペプチドTLQP-62の急速作用性抗うつ様効果の基礎となる機構【JST・京大機械翻訳】

Mechanisms underlying the rapid-acting antidepressant-like effects of neuropeptide VGF (non-acronymic) C-terminal peptide TLQP-62
著者 (18件):
資料名:
巻: 143  ページ: 317-326  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0537A  ISSN: 0028-3908  CODEN: NEPHBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究により,神経ペプチドVGF(非acronymic)C末端ペプチドTLQP-62は,脳由来神経栄養因子(BDNF)/トロポミオシン受容体キナーゼB(TrkB)/α-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソオキサゾールプロピオン酸(AMPA)受容体/哺乳類標的ラパマイシン(mTOR)シグナル伝達を急速に活性化し,げっ歯類において抗欝様作用を産生することを明らかにした。加えて,急性TLQP-62注入は,マウスのPFCにおいてSer845(pGluA1Ser845)でAMPA受容体GluA1サブユニット燐酸化を著しく変化させ,GluA1がTLQP-62の急速な抗うつ様効果に寄与することを示した。しかしながら,TLQP-62による前頭前野(PFC)におけるTrkB仲介シグナル伝達とGluA1変化をどのように調節するかは不明のままである。ここでは,PFCへのTLQP-62の急性投与は,マウスにおいて急速に作用する抗うつ様効果を生じた。さらに,TLQP-62はマウスにおいて慢性社会的デフェットストレス(CSDS)により誘導される抑制様行動を改善することを確認した。さらなる研究により,TLQP-62のこの効果はTrkBとmTORの活性化により仲介され,それはbicaudal Cホモログ1遺伝子(Bicc1)を減少させ,GluA1サブユニットとpGluA1Ser845を含むシナプス蛋白質発現を増加させることを示した。注目すべきことに,マウスのPFCにおける抑制様挙動およびTrkB/mTOR/Bicc1シグナリング,GluA1リン酸化およびGluA1活性化に対するTLQP-62の有益な効果は,TrkB拮抗剤ANA-12により有意に消失した。結論として,著者らの知見は,PFCにおけるTrkB/mTOR/Bicc1シグナル伝達,GluA1リン酸化およびGluA1活性化が,マウスにおけるTLQP-62の迅速作用性抗うつ様作用に関与する可能性を示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  生理活性ペプチド 

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