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J-GLOBAL ID:201802227354828578   整理番号:18A1588315

振動分解光電子スペクトルと角分布の研究からのcis-ジクロロエテンの光イオン化動力学【JST・京大機械翻訳】

Photoionization dynamics of cis-dichloroethene from investigation of vibrationally resolved photoelectron spectra and angular distributions
著者 (10件):
資料名:
巻: 149  号:ページ: 074305-074305-11  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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cis-ジクロロエテンの外部価電子イオン状態に及ぼす振電結合の影響を,平面偏光シンクロトロン放射を用いて,19~90eVの励起範囲にわたる光電子スペクトルの記録により,二つの偏光配向に対して調べた。これらのスペクトルから導いた光電子異方性パラメータと電子状態分岐比を連続多重散乱法で得た理論予測と比較した。この比較により,A2B2,B2A1,C2A2,及びD2B1状態の光イオン化動力学は,全て,公称塩素対軌道からの電子放出により形成され,ハロゲン原子に関連したCooper極小の明確な証拠を示した。高い原子特性を保持しながら,これらの軌道イオン化は明確な区別を示した。Born-OppenheimerおよびFranck-Condon近似の妥当性を仮定して,X2B1,A2B2およびD2B1状態光電子バンドのシミュレーションにより,実験スペクトルで観測された振動構造のいくつかを帰属できた。シミュレーションにより,X2B1状態バンドに対する非常に満足できる解釈を得たが,A2B2とD2B1状態に対してはあまり成功せず,不規則性は両方とも現れた。B2A1とC2A2状態の光電子バンドは,このレベルでは再現できない非常に拡散的で不規則なプロファイルを示す。光電子異方性パラメータβを,研究した光子エネルギー範囲にわたる結合エネルギーの関数として評価した。摂動ピーク強度の開始時にA2B2バンドのβ値に明確なステップ変化があり,βはB2A1バンドβの値を明らかに採用した。また,D2B1バンドβ値は予想外の振動準位依存性を示し,Franck-Condon予想と矛盾する。これらの種々の挙動は,この系における振電結合の結果であると推論される。Copyright 2018 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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有機化合物・錯体の電子分光スペクトル(分子)  ,  分子と光子の相互作用 

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