抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究においては,外径4mmの水平小径マイクロフィン管中のR32の凝縮熱伝達と圧力損失特性を実験的に調べた。二種類の銅マイクロフィン管を用いた:HF40はフィン高さ0.18mmおよびヘリックス角17°の40のフィンを持ち;そしてLF50Sは,フィン高さ0.12およびヘリックス角25°の50のフィンを持った。実験を,35°Cの飽和温度において50から200kg
-2s
-1の質量速度で実施した。マイクロフィン管の凝縮熱伝達と圧力損失を,同じ等価内径を有する平滑管のそれらと比較し,熱伝達の増強係数を評価した。マイクロフィン管の圧力損失は平滑管のそれらよりも1.5から2.5倍まで高かった。200kg
-2s
-1の質量速度について,HF40の凝縮熱伝達係数はLF50Sのそれと比較して高い値を示した。しかしながら,50kg
-2s
-1の質量速度については,LF50Sの凝縮熱伝達係数はHF40よりも高い値を示した。ヘリックス角とフィンの数の熱伝達に及ぼす効果は,最低の質量速度条件においてフィン高さのものより大きな影響を持つという結果になる。(翻訳著者抄録)