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J-GLOBAL ID:201802227370780142   整理番号:18A1141237

新規モノクローナル抗体は慢性骨髄性白血病患者における蛋白質チロシンホスファターゼ受容体型γのダウンレギュレーションを検出する【JST・京大機械翻訳】

A new monoclonal antibody detects downregulation of protein tyrosine phosphatase receptor type γ in chronic myeloid leukemia patients
著者 (18件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 129  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7517A  ISSN: 1756-8722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】蛋白質チロシンホスファターゼ受容体γ(PTPRG)は,プロモーター領域におけるCpG島の突然変異およびメチル化を含む不活性化の機構を有する多くの異なる腫瘍において腫瘍抑制遺伝子として作用することが知られている蛋白質チロシンホスファターゼファミリーの普遍的に発現するメンバーである。ヒト造血における重要な役割と慢性骨髄性白血病(CML)における癌抑制因子の役割が報告されているが,フローサイトメトリーによりこのホスファターゼの天然抗原を認識できる1つのポリクローナル抗体(chPTPRGと命名)のみが報告されている。CMLの蛋白質バイオマーカーは臨床ではまだ応用されておらず,本研究では,治療前後に新たに診断されたCML患者のグループを分析した。本研究の目的は,CML患者におけるPTPRG蛋白質ダウンレギュレーションをより良く定義するために,PTPRG細胞外ドメイン(TPγB9-2と命名)に特異的な新たに開発されたマウスモノクローナル抗体を特性化し,利用することであった。【方法】TPγB9-2は,フローサイトメトリー,ウェスタンブロット法,免疫沈降法および免疫組織化学により,PTPRG(ヒトおよびマウスの両方)を特異的に認識する。【結果】両方の抗PTPRG抗体によって実行されたCo局在化実験は,アイソフォームの存在を同定して,フィラデルフィア陽性骨髄系(CD34+/CD38~明/薄明細胞を含む)における診断における蛋白質ダウンレギュレーションを確認した。効果的なチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)処理後,その発現は,フィラデルフィア陰性造血の復帰とタンデムに回復した。注目すべきことに,PTPRG mRNAレベルはチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)非応答者患者において変化しないままであり,ダウンレギュレーションが原発性CML細胞において選択的に起こることを確認した。結論:このユニークな抗体の利用可能性は,これらの疾患の診断と追跡調査のためのサポートを含む臨床応用の評価を可能にする。潜在的治療標的としてのPTPRGの評価は,種々の実験条件でその標的を特異的に検出することができる特異的試薬の利用可能性によっても促進される。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  酵素一般 
引用文献 (30件):
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