水溶解度のDMol~3/COSMO RS予測と選択されたアゾ染料の反応性:地球軌道カットオフとCOSMOセグメント変化の影響【Powered by NICT】

Wahab Olaide O.; Olasunkanmi Lukman O.; Govender Krishna K.; Govender Penny P.

文献

J-GLOBAL ID：201802227409468880 整理番号：18A0128770

水溶解度のDMol~3/COSMO RS予測と選択されたアゾ染料の反応性:地球軌道カットオフとCOSMOセグメント変化の影響【Powered by NICT】

DMol³/COSMO-RS prediction of aqueous solubility and reactivity of selected Azo dyes: Effect of global orbital cut-off and COSMO segment variation

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資料名：
巻： 249 ページ： 346-360 発行年： 2018年
JST資料番号： B0924A ISSN： 0167-7322 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

四アゾ染料の水への溶解性と反応性はDMol~3/COSMO RS計算により調べ理論的溶解度と反応性の精度に及ぼす全軌道カットオフとCOSMOセグメント変化の影響を調べることであった。検討した染料は,(E)- 2,2′-((4-((2-クロロ-4-ニトロフェニル)ジアゼニル)-3-メチルフェニル)azanediyl)ジエタノール[D1], (E)-2,2′-((4-((2,4-ジニトロフェニル)ジアゼニル)-3-メチルフェニル)azanediyl)ジエタノール[D2], (E)-2,2′-((4-((2,6-ジクロロ-4-ニトロフェニル)ジアゼニル)-3-メチルフェニル)azanediyl)ジエタノール[D3]および(E)- 2,2′-((4-((2-クロロ-4,6-ジニトロフェニル)ジアゼニル)-3-メチルフェニル)azanediyl)ジエタノール[D4]であった。分極関数(DNP)を含む二重数値基底関数系と組み合せて,理論のVWN BPレベルを計算に用いた。水溶液溶解度はYalkowskyによるCramerら溶解度方程式(CSE)と一般的溶解度方程式(GSE)を用いたCOSMO-RSデータから計算した。結果はGSE計算した溶解度(S_GSE)は軌道カットオフとともに増加し,5.5Å軌道カットオフで最適値に達することを示した。5.5Å軌道カットオフD1及びD3で得られたS_GSE値は実験値と同程度であったが,最良の結果は4.5ÅカットオフでのD2とD4で得られた。CSE計算した溶解度(S_CSE)はカットオフ変動と明確な傾向を示さなかったが染料のための最良のCSEカットオフは染料の分子量と逆線形関係を示すと考えられた。染料の反応性は水中で増強され,反応性の研究のための最小カットオフ値は4.5Åであった。計算した溶解度と反応性指数は一般的にCOSMOセグメントの変化に低感度を示した。DMol~3/COSMO RSモデルであるアゾ染料の水への溶解度と反応性を予測するための適切であることと,CSEとGSEはCOSMO-RSデータを用いた溶解度定量のための信頼性があることを結論したが,軌道カットオフへのそれらの依存性は異なっていた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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著者キーワード (4件)： , , ,

分子の電子構造 , 染色からみた染料

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