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J-GLOBAL ID:201802227442566809   整理番号:18A0935826

CPEB4は膠芽腫細胞増殖を調節し,患者の転帰不良を予測する【JST・京大機械翻訳】

CPEB4 regulates glioblastoma cell proliferation and predicts poor outcome of patients
著者 (12件):
資料名:
巻: 169  ページ: 92-97  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3387A  ISSN: 0303-8467  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞質ポリアデニル化要素結合蛋白質4(CPEB4)は転写レベルでの遺伝子発現の調節因子であり,癌における生物学的悪性腫瘍と関連することが報告されている。しかし,CPEB4と膠芽腫細胞増殖の間の相関および患者における予後の有意性についてはほとんど知られていない。著者らの目的は,膠芽腫におけるCPEB4の機能的役割と予後的価値を調査することであった。著者らは,278人の神経膠腫患者(98人の原発性膠芽腫を含む)を含む組織マイクロアレイにおける免疫組織化学を用いてCPEB4蛋白質の発現を測定し,単変量および多変量解析により病理学的グレードおよび臨床転帰との関連を評価した。そして,CPEB4を標的とするレンチウイルス媒介RNAiを,グリア芽細胞腫細胞増殖におけるCPEB4の役割を研究するために利用した。著者らのコホートにおいて,CPEB4発現は神経膠腫病理学的グレード(p<0.01)に正に関連し,グリア芽細胞腫(p<0.01)において上昇した。CPEB4の高い発現は有意に不良な予後と関連しており,膠芽腫患者の全生存(OS)と無進行生存(PFS)の独立危険因子として同定できた(ハザード比(HR)=1.730,p=0.014とHR=1.877,p=0.004)。in vitro研究により,CPEB4のダウンレギュレーションは対照と比較してT98G及びU251細胞の増殖速度を有意に低下させることを示した。著者らの研究は,原発性グリア芽細胞腫におけるCPEB4の発現増加が患者の転帰不良を予測するための新しいバイオマーカーであり,CPEB4の抑制が腫瘍細胞増殖を阻害することを示し,グリア芽細胞腫に対する潜在的治療標的を示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの薬物療法  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  神経系の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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