文献
J-GLOBAL ID:201802227527649943   整理番号:18A1590924

慢性疲労症候群におけるうつ病,唾液コルチゾールおよび炎症:精神神経内分泌学的構造回帰モデル【JST・京大機械翻訳】

Depression, evening salivary cortisol and inflammation in chronic fatigue syndrome: A psychoneuroendocrinological structural regression model
著者 (10件):
資料名:
巻: 131  ページ: 124-130  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3245A  ISSN: 0167-8760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
慢性疲労症候群(CFS)は,多様な体細胞症状,視床下部下垂体副腎(HPA)軸機能不全および高い炎症性指標により特徴付けられる,あまり理解されていない疾患である。これらの症状はしばしば悪化し,心理的苦痛状態と抑うつを伴う。欝病はHPA軸機能不全とより大きな炎症と関連することが知られているので,この不十分に理解された慢性疾患における基礎となる生物心理学的機構を明らかにするために,CFSと診断された患者において炎症の精神神経内分泌学(PNE)モデルを検討した。ベースラインデータは,心理社会的介入の異なる形態の有効性を試験する2つの無作為化比較試験から引き出され,心理学的アンケート,二尿性唾液コルチゾール,および血液サンプルを含んだ。データを構造方程式モデリング(SEM)で分析した。サンプル(N=265)は,大部分が中年(M_age=49.36±10.9,範囲=20~73歳),白人(67.7%),女性(81.7%),高度教育(85.5%),減少(CES-DM=23.87±12.02,範囲2~57)であった。CFSにおける免疫調節異常の精神神経内分泌学的モデルを支持するSEMは,データχ2(12)=17.725,p=0.1243,RMSEA=0.043,CFI=0.935,SRMR=0.036に適合した。欝病は夕方の唾液コルチゾールと炎症に直接関連し,より高い夕方コルチゾールはより大きな抑うつ症状(β=0.215,p<0.01)とより高い炎症誘発性サイトカイン(インターロイキン-2[IL-2],IL-6,および腫瘍壊死因子-α[TNF-α]レベル(β=0.185,p<0.05))を予測した。結果は,CFSの病態生理に関与する可能な生物学的機構における欝病,コルチゾールおよび炎症の役割を強調する。これらの関係を完全に調べるためには,時間遅れ,縦方向解析が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
内分泌系の臨床医学一般  ,  精神障害  ,  精神科の臨床医学一般  ,  精神障害の診断 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る