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J-GLOBAL ID:201802227569319122   整理番号:18A1039061

肝細胞癌治療のためのシスプラチンおよびクルクミン共負荷ナノリポソーム【JST・京大機械翻訳】

Cisplatin and curcumin co-loaded nano-liposomes for the treatment of hepatocellular carcinoma
著者 (11件):
資料名:
巻: 545  号: 1-2  ページ: 261-273  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0285B  ISSN: 0378-5173  CODEN: IJPHD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝細胞癌(HCC)は世界における癌関連死の主要な原因である。シスプラチン(CDDP)のような従来の化学療法剤は,不十分な反応,重篤な毒性および薬剤耐性のためにHCCに対して不十分な有効性を有する。クルクミン(CUR)は,種々のシグナル伝達経路を制御することによって,化学療法薬に対するHCCの化学感受性を改善することができた。ここでは,CDDP単剤療法の不十分な臨床転帰を克服するために,CDDPとクルクミン(CUR)をHCCに効果的に送達し,放出するために,共負荷リポソームを用いた併用戦略について述べる。本研究において,CDDPおよびCUR共負荷リポソーム(CDP/CUR-Lip)を,逆マイクロエマルションおよびフィルム分散法により調製し,それらの平均粒径は,均一なサイズ分布を有し,294.6±14.8nmであった。in vitro研究により,ナノサイズのCDDP/CUR-Lipは,両薬物の最適比(1:8)に基づくHCC細胞に対する相乗効果を達成するために,CDDPとCURの両方を同時に放出できることを示した。遊離薬物またはカプセル化単剤療法と比較して,CDDP/CUR-Lipは,HepG2細胞に対してin vitroでより高い抗腫瘍活性を示し,IC50は0.62μMであった。加えて,CDDP/CUR-Lipは,HCC細胞処理の間,細胞内ROSレベルも増加した。さらに,単剤製剤と比較して,CDDP/CUR-Lipは,延長された保持時間(t_1/2=2.38時間)を示し,副作用を減少させたマウス肝細胞癌H22およびヒトHCC HepG2異種移植モデルの両方において抗腫瘍作用を改善した。結論として,CDDP/CUR-Lipは,HCCの治療のためのCDDPとCURの相乗効果を達成するための魅力的で潜在的な戦略を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  注射剤,眼科用製剤 
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