文献

J-GLOBAL ID：201802227672475295   整理番号：18A2102093

青海-チベット高原におけるヤク(Bos grunniens)の視床下部-下垂体-胃腸管軸におけるグレリンの分子クローニングと発現【JST・京大機械翻訳】

Molecular cloning and expression of ghrelin in the hypothalamus-pituitary-gastrointestinal tract axis of the Yak (Bos grunniens) in the Qinghai-Tibetan Plateau

著者 (5件)： Ding Yanping (School of Life science, Northwest Normal University, Lanzhou, China) ,  Zhang Na (School of Life Science, Lanzhou University, Lanzhou, China) ,  Li Jialong (School of Life Science, Lanzhou University, Lanzhou, China) ,  Jin Yiran (School of Life science, Northwest Normal University, Lanzhou, China) ,  Shao Baoping (School of Life Science, Lanzhou University, Lanzhou, China)
資料名： Anatomia, Histologia, Embryologia  (Anatomia, Histologia, Embryologia)
巻： 47  号： 6  ページ： 583-590  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1505A  ISSN： 0340-2096  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グレリンは哺乳類の食欲とエネルギー代謝を調節する非常に重要な脳-腸ペプチドである。yakは青海-チベット高原に存在する低温と低酸素条件に適応できる唯一の大型哺乳類である。しかしながら,これまでのyakの視床下部-下垂体-消化管軸におけるグレリン分子の特性化と発現に関する報告はない。本研究では,117アミノ酸をコードする完全ORF(351)を含むyakグレリンのコード領域配列をクローン化した。yak試料の免疫組織化学分析により,グレリン免疫反応性細胞が弓状核(ARC),腹内側核(VMN),視床下部の背内側核(DMN)および下垂体前葉で発現していることを示した。また,グレリン陽性細胞は十二指腸腸腺の第四胃粘膜の約2/3に存在していた。グレリンのmRNA最大発現は,第四胃標本で生じ,十二指腸,視床下部,下垂体で最低であった。yakで測定されたグレリンmRNAのレベルは,比較されたすべての組織でウシより高かった。グレリン蛋白質とmRNA発現プロフィールは類似していた。これらのデータは,ヤクの視床下部-下垂体-消化管軸におけるグレリンの高発現が,食欲と脂肪蓄積を改善し,体温を調節し,エネルギー代謝を調節することによりエネルギー消費を減少させることにより,ウシよりも極端な環境への適応を助けることを意味する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： タンパク質 ,  キャラクタリゼーション ,  *リン ,  免疫組織化学 ,  mRNA ,  免疫反応 ,  食欲 ,  *グレリン ,  消化 ,  *遺伝子クローニング ,  哺乳類 ,  *視床下部 ,  十二指腸 ,  酸素欠乏 ,  エネルギー代謝

著者キーワード (5件)： エネルギー代謝 ,  グレリン ,  神経調節 ,  青海チベット高原 ,  ヤク

分類 (4件)： その他の脊椎動物ホルモン  (EB08070K) ,  消化器の疾患  (GH03000W) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  生理活性ペプチド  (EB08100U)

タイトルに関連する用語 (8件)： チベット高原 ,  ヤク ,  視床下部 ,  下垂体 ,  胃腸管 ,  グレリン ,  分子クローニング ,  発現