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J-GLOBAL ID:201802227701004639   整理番号:18A0612507

ノルボルネンエチレンのホモおよび共重合におけるバナジウム(III)ジホスフィン錯体の合成,構造と挙動:配位子ドナー強度とバイト角度差を作る【Powered by NICT】

Synthesis, structure and behavior of vanadium(III) diphosphine complexes in the homo- and co-polymerization of ethylene with norbornene: the ligand donor strength and bite angle make the difference
著者 (8件):
資料名:
巻: 861  ページ: 142-150  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0412C  ISSN: 0022-328X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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直列型R_2P(CH_2)2PR_2[R=Me(dmpe,1a),R=Et(depe,1b),R=Ph(dppe,1C)]のジホスフィン配位子を含むバナジウム(III)錯体を対応する配位子の1.3当量のVCl_3(THF)3の反応により合成した。1aと1bの分子構造をX線結晶学によって決定し,両者は一つのキレート性ジホスフィン配位子を有する[VCl_3(dmpe)]2(μ-P,P′-dmpe)および[VCl_3(depe)]2(μ-P,P′-depe),それぞれの二量体,および二バナジウム金属を架橋する付加的なジホスフィンであることを明らかにした。ジエチルアルミニウムクロリド(Et_2AlCl)で活性化するととethyltrichloroacetate(ETA)の存在下で錯体はエチレンの重合において良好な活性を示し,約135°Cの溶融温度を有する線状,半結晶性重合体を与えるすべての錯体(1a 1c)はノルボルネンとエチレンの共重合における優れた活性に良好から示した。得られた共重合体は均一な組成および採用した配位子に依存してノルボルネン組み込みと主に交互。リン原子の置換基が触媒活性,配位子ドナー強度の増加と共に1a<1b<1Cで増加する,及び共単量体取り込みに強く影響したが,有意差は共重合体微細構造と分子量の観点では観察されなかった。結果は単座ホスフィンVCl_3(PMePh_2)2錯体とVCl_3(THF)3で得られた結果と比較した。PMePh_2及びTHF配位子が金属に弱く配位したためジホスフィン配位子の使用は低活性触媒を与えることを見出したが,キレート化ジホスフィンの能力のために,より高い分子量を有する重合体(共)は電子不足触媒中間体を安定化し,β-水素脱離とそれに続く連鎖移動の速度が低下した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重合触媒,重合開始剤 

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