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J-GLOBAL ID:201802227857462869   整理番号:18A1708647

海底上の長期分布観測のための新しい小型磁力計システム

A new miniaturized magnetometer system for long-term distributed observation on the seafloor
著者 (7件):
資料名:
巻: 70  号: July  ページ: 70:111 (WEB ONLY)  発行年: 2018年07月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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筆者らは,地球の内部の電磁探査のために主に海洋または海洋底実験を促進するための海底上の多点および長期観測に特化した新しい磁力計システムを開発した。海底におけるその場磁場観測は,海洋地殻と上部マントルの構造を調べるための不可欠な地球物理学的技術であり,その多くは観測事実に対して依然としてフロンティアである。その場および長期観測は,外部電源および通信なしで,耐圧ケース内において1年以上にわたって海底に置かれる長時間操作可能で小型の磁力計システムを必要とする。筆者らは,磁力計システム用の小型で低消費電力の新しい電気回路基板を設計し開発した。この新しい磁力計システムでは,「DOKODEMO MAG」と呼ばれるものが,直径36mmの耐圧シリンダ内に設置され,電力消費量が約33mWに節約されるため,従来のシステムよりも小さなバッテリー量で2年以上にわたって独立に運転できる。この磁力計システムは,最大で5Hzのサンプリング周波数と約0.1nTの精度で連続的に直交3軸磁場を観測することができる。このシステムはまた,システムの傾斜と温度,およびバッテリーの電圧を記録する。この磁力計システムのプロトタイプモデルを,南西日本,九州の南の喜界カルデラ周辺の海底上で5カ月間,その場運用に対して試験した。試験の結果は,筆者らの新しい磁力計システムの十分な性能と,あらゆるタイプの海洋または海洋底運用に対する将来での使用の可能性を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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地殻・上部マントルの構造・組成  ,  磁気探査 
タイトルに関連する用語 (5件):
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