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J-GLOBAL ID:201802227874135921   整理番号:18A0744452

小中学生における食生活及び生活と朝食欠食の関連-新潟県佐渡市を事例として-

Analysis on the Relationship Between the Eating Habits or Daily Life and the Habit of Breakfast Skipping in the Elementary and Junior High School Students-A Case Study of Sado City, Niigata Prefecture-
著者 (3件):
資料名:
号: 20  ページ: 59-71  発行年: 2017年10月31日 
JST資料番号: L7534A  ISSN: 2758-4933  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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わが国では,2005年の「食育基本法」成立以降,国民への食育が大きな課題となっている。「食育推進基本計画」においては,具体的な目標値が掲げられており,その中の一つに「朝食欠食する国民の割合の減少」がある。朝食の欠食については,健康面,規則正しい生活,生活リズムの向上を目的に,国民へ向けての様々な啓発が行われてきた。特に,成人してからの食習慣は,子どもの頃の食習慣が影響する。従って,子どもの頃からの習慣づけや教育が重要である。そこで本研究では,ライフステージの中でもその後の食生活や食習慣に影響を与えると考えられる小学生及び中学生を対象に食生活と生活に関するアンケート調査を実施した。特に,順序ロジットモデルを適用して,子どもの生活や食卓の状況等が朝食の欠食にいかに影響するかについて分析を行った。その結果,次の点が明らかとなった。1)就寝時間が朝食の欠食に影響していること。2)朝食の内容が充実していないと朝食欠食に影響していること。3)孤食が朝食欠食に影響していること。4)食べる事への興味や毎日の生活が充実していると朝食欠食をしない傾向にあること。5)朝食を準備してくれる人がいないと朝食欠食の傾向になること。今後は,以上の点を配慮した食育を展開していく必要がある。(著者抄録)
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分類 (1件):
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食品一般 
引用文献 (16件):
  • 成瀬祐子,冨田圭子,大谷貴美子(2008)家庭の食事時間の楽しさが児童・生徒の自尊感情に及ぼす影響-小学5,6年生と中学2年生を対象にして-.日本食生活学会誌19(2):36-45.
  • 竹原小菊,純浦めぐみ,福司山エツ子,児玉むつみ,佐藤昭人(2009)児童生徒の食習慣と健康状態の実態調査-「朝孤食」と「朝共食」の比較(自然科学編)」.鹿児島女子短期大学紀要44:7-26.
  • 辻本洋子,奥田豊子(2009)小学生の食生活と健康状態や学習態度との関連性.大阪教育大学紀要 第II部門 社会科学・生活科学58(1):15-26.
  • 山本由喜子,岸田恵津,山口光枝(2006)中学生における偏食と食習慣との関連性.日本食生活学会誌16(4):19-25.
  • 河村昌幸,石田章,横山繁樹(2013)中高生の朝食欠食・偏食に関する考察.農業生産技術管理学会誌20(3):85-93.
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