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J-GLOBAL ID:201802227876048049   整理番号:18A0260195

統合失調症の遺伝的マウスモデルの前頭葉における神経ペプチドY神経回路網の機能障害【Powered by NICT】

Neuropeptide Y neuronal network dysfunction in the frontal lobe of a genetic mouse model of schizophrenia
著者 (9件):
資料名:
巻: 62  ページ: 27-35  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0895A  ISSN: 0143-4179  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ニューロペプチドY(NPY)は神経伝達物質として種々の精神機能に重要な役割を果たすことが分かり,統合失調症,その正確な病因は不明のままである特に難治性精神疾患の発症に関与している。最近の分子生物学的研究は,この疾患に関連する可能性のあるいくつかの候補遺伝子を同定した,-in-schizophrenia 1(DISC1)を含む。DISC1の役割は,神経形成とニューロンの移動を含む。しかし,この遺伝子欠損の機能的帰結はまだ神経系における完全には明らかにされていない。本研究では,DISC1の機能と関連した神経病理学的変化を明らかにするため,DISC1機能障害は中枢神経系におけるNPY神経回路網における異常を誘導できるかを検討した。DISC1ノックアウト(KO)マウスからの前頭皮質標本の免疫組織化学的分析(分布と密度の観測を含む),統合失調症の新規動物モデルであると考えられるを行った。NPY免疫反応性(NPY IR)ニューロンの数と大きさとNPY-IR繊維の長さを評価した。NPY-IRニューロンの数とファイバの長さはDISC1KOマウスの前前頭皮質における減少した。減少した表面領域で特に顕著で,NPY-IRニューロンの分布を野生型とDISC1KOマウス間で異なっていた。しかし,DISC1KOマウスと野生型マウスの皮質におけるニューロンのサイズは著しく異ならなかった。著者らの所見は,DISC1の機能障害はNPYニューロンの変化とNPYニューロン系における神経伝達問題,精神機能および神経発達の両方で重要な役割を果たしていると思われるにつながる可能性があることを示唆した。DISC1機能障害はNPY神経回路網の障害を介して統合失調症の病因に関与する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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精神科の基礎医学  ,  神経の基礎医学 

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