文献

J-GLOBAL ID：201802228038507351   整理番号：18A2080566

塩誘導性キナーゼ:出現する代謝調節因子【JST・京大機械翻訳】

The Salt-Inducible Kinases: Emerging Metabolic Regulators

著者 (4件)： Sakamoto Kei (Nestle Research, EPFL Innovation Park, Batiment G, 1015 Lausanne, Switzerland) ,  Bultot Laurent (Nestle Research, EPFL Innovation Park, Batiment G, 1015 Lausanne, Switzerland) ,  Bultot Laurent (Current address: Universite catholique de Louvain, Institut de Recherche Experimentale et Clinique, Pole of Cardiovascular Research, Brussels, Belgium) ,  Goransson Olga (Department of Experimental Medical Science, Lund University, BMC C11, 221 84 Lund, Sweden)
資料名： Trends in Endocrinology & Metabolism  (Trends in Endocrinology & Metabolism)
巻： 29  号： 12  ページ： 827-840  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0223A  ISSN： 1043-2760  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： AMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)の上流キナーゼとしての肝臓キナーゼB1(LKB1)の発見は,それらの触媒活性に対するLKB1に依存するいくつかの関連キナーゼの同定をもたらした。これらの中で,塩誘導性キナーゼ(SIKs)は代謝の重要な調節因子として出現した。AMPKと異なり,SIKはヌクレオチドに応答しないが,それらの機能は複雑なLKB1非依存性機構を介してホルモンのような細胞外シグナルにより調節される。AMPKは細胞ATPレベルを維持するために代謝酵素を含む複数の標的に作用するが,SIKは主にcAMP応答エレメント結合蛋白質調節転写コアクチベーター及びクラスIIaヒストンデアセチラーゼのような転写調節因子に作用することにより遺伝子発現を調節する。本レビューでは,SIKに関する研究の発展について,それらの発見から代謝調節に関する最近の知見について述べた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子発現 ,  *代謝調節 ,  エネルギー代謝 ,  ホルモン ,  ヌクレオチド ,  ヒストンデアセチラーゼ ,  CRE結合タンパク質 ,  *代謝
準シソーラス用語： 転写調節因子 ,  代謝酵素 ,  LKB1 ,  AMP活性化蛋白質キナーゼ ,  *調節因子 ,  *キナーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： AMP活性化蛋白質キナーゼ ,  AMPK ,  LKB1 ,  AMPK関連キナーゼ ,  糖新生 ,  エネルギー代謝

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 塩 ,  キナーゼ ,  代謝 ,  調節因子