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J-GLOBAL ID：201802228041440309   整理番号：18A1133932

生産と地熱井の温度分布の包括的モデリング【JST・京大機械翻訳】

Comprehensive modeling for temperature distributions of production and geothermal wells

著者 (3件)： Sui D. (Petroleum Engineering Department, University of Stavanger, 4036, Norway) ,  Horpestad T. (Petroleum Engineering Department, University of Stavanger, 4036, Norway) ,  Wiktorski E. (Petroleum Engineering Department, University of Stavanger, 4036, Norway)
資料名： Journal of Petroleum Science and Engineering  (Journal of Petroleum Science and Engineering)
巻： 167  ページ： 426-446  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0412A  ISSN： 0920-4105  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 貯留層から熱流体を生産するとき,生産井は異なる配管,ケーシング,セメントおよび坑井界面の深さにより温度変化を経験する。流体温度の変化は多くの因子に依存する。生成流体の生産流量,比熱容量(SHC),熱伝導率(TC)および環状流体の粘度,生成流体に及ぼすJoule-Thomson効果,坑井の半径,環状クリアランス,傾斜および生産時間は,生成流体と地層の間の坑井を横切る熱伝達に重要な役割を果たすパラメータのいくつかである。現代のダウンホール生産ツールは,生産時間による温度変化を監視するために温度センサを備えている。しかし,生産速度と他の操作パラメータに依存して,種々の生産段階で温度がどのように変化するかを予測することは重要である。この情報は,生成流体の粘度が温度と共に変化するので,ダウンホール圧力推定においても価値がある。従って,ロバストな温度推定技術は,井戸に沿った温度分布を推定するために必要である。本研究では,石油生産井に対する包括的な坑井熱伝達モデルを開発した。このモデルは,3つのブライン充填円環において起こる自然/自由熱対流の可能性を有する,複数の円環(円環A,BおよびC)を有する5つの坑井断面から成るかなり複雑な坑井構成を考慮した。温度と圧力を考慮に入れた相関を,チューブのTC,ケーシング,セメント,SHC,環状/生成流体の粘度とTCのような全ての熱物理的性質,および生成した環状流体の密度と,いくつかについて実行した。このプログラムにより,特注の井戸構成が可能になり,坑井,ケーシングおよび管の間の界面における温度を計算することができる。また,本論文で提示したシミュレーションで用いたもの以外の流体,ケーシング/チューブ,セメントおよび形成の特性を使用することも可能にした。熱伝達に及ぼす本質的パラメータの影響に関する広範な知識は,生産井の性能にとって非常に重要である。感度解析を行い,油生産における生産/環状流体,坑井構造および運転パラメータの特性の重要性を実証した。著者らの研究は坑井,流体などの熱的性能を解析するための良いツールであり,生産/地熱井に対する環状圧力構築,坑井計画およびケーシング/流体設計のような種々の応用に対する多くの可能性を有する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 環状流 ,  *モデリング ,  セメント ,  感度解析 ,  流量 ,  ロバスト性 ,  *温度分布 ,  粘度 ,  熱特性 ,  熱伝達 ,  界面 ,  温度変動 ,  熱伝導率 ,  坑井
準シソーラス用語： ケーシング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 温度モデル ,  生産井 ,  熱伝達

分類 (2件)： 油層工学  (UA10030G) ,  採収法  (UA10040R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 地熱井 ,  温度分布 ,  モデリング