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J-GLOBAL ID:201802228049096589   整理番号:18A1007768

Mesophaerum sidifolium(シソ科)油とフェンコンの毒性と抗腫瘍作用【JST・京大機械翻訳】

Toxicity and antitumor potential of Mesosphaerum sidifolium (Lamiaceae) oil and fenchone, its major component
著者 (15件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 347  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7420A  ISSN: 1472-6882  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】Mesosphaerum sidifolium(L’Herit)Harley & J.F.B.Paストア(syn)からの精油。Hypis umbosa,シソ科(EOM)及びその主要成分を毒性及び抗腫瘍活性について試験した。【方法】EOMは,水力蒸留を受けたM.sidifoliumの空中部分から得て,ガスクロマトグラフィー-質量分析は,EOM化学組成を特徴づけるために使用した。毒性は,溶血分析および急性毒性および小核試験を用いて評価した。Ehrlich腹水癌モデルを用いて,EOM(50,100および150mg/kg)のin vivo抗腫瘍活性および毒性,および9日間の治療後のフェンコン(30および60mg/kg)を評価した。【結果】EOM主成分は,フェンコン(24.8%),クベボール(6.9%),リモネン(5.4%),スパツレノール(4.5%),β-カリオフィレン(4.6%),およびα-cadノール(4.7%)であった。HC50(50%の溶血を生じる濃度)はEOMに対して494.9μg/mLであり,フェンコンに対して3000μg/mLより高かった。EOMのLD50はマウスで約500mg/kgであった。精油は300mg/kgでのみ小核赤血球の増加を誘導し,中程度の遺伝毒性を示唆した。EOM(100または150mg/kg)およびフェンコン(60mg/kg)は,すべての分析パラメータ(腫瘍容積および腫瘤および総生存癌細胞)を減少させた。また,EOMとフェンコンで処理した動物の生存も増加した。EOM150mg/kgおよび5-FU処理では,ほとんどの細胞はG0/G1期で停止したが,フェンコンでは細胞周期進行の阻害を示すS期で細胞が停止した。毒物学的評価に関しては,EOMは体重減少を誘導したが,血液学的,生化学的または組織学的(肝臓および腎臓)毒性を誘導しなかった。フェンコンはASTとALTの減少を誘導し,肝障害を示唆した。【結論】データは,EOMが細胞周期停止を誘発することによってEhrlich腹水癌モデルに及ぼすin vivo細胞増殖阻害を引き起こしたことを示した。そして,評価した毒性パラメータにおける主要な変化はなかった。さらに,この活性は主成分であるフェンコンの存在と関連していた。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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