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J-GLOBAL ID:201802228089362386   整理番号:18A1198193

3-(2-クロロプロピルアミド)-4-メトキシ-N-フェニルベンズアミドはヒト子宮頚癌細胞におけるHPV癌遺伝子の発現を阻害する【JST・京大機械翻訳】

3-(2-Chloropropyl amide)-4-methoxy-N-phenylbenzamide inhibits expression of HPV oncogenes in human cervical cancer cell
著者 (10件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 145  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7347A  ISSN: 1743-422X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸癌に対する主要な原因因子であり,HPV癌蛋白質E6とE7は悪性腫瘍の発症と維持の主な理由であることが知られている。したがって,ウイルスE6とE7癌蛋白質発現の阻害は,子宮頸癌治療に対する実行可能な戦略を表す。本研究は,in vitroでのHPV16に対する新規N-フェニルベンズアミド誘導体,3-(2-クロロプロピルアミド)-4-メトキシ-N-フェニルベンズアミド(L17))の抗ウイルス効果を評価し,子宮頸癌細胞におけるその作用機序を同定することである。【方法】L17の細胞毒性効果をMTT分析によって評価した。E6とE7癌遺伝子のmRNAと蛋白質レベルを,それぞれ定量的リアルタイム逆転写PCR(qRT-PCR)とウェスタンブロット法によって分析した。p53とRb蛋白質レベルもウェスタンブロット法で検出した。細胞周期に及ぼすL17の影響を,フローサイトメトリーによって分析した。【結果】L17の細胞毒性効果は,正常細胞より子宮頸癌細胞において大きかった。L17はHPV16 E6とE7 mRNAと蛋白質の発現を有意に減少させ,少なくとも部分的にはHPV16 E6とE7 mRNAの分解を増強した。さらに,L17により誘導されたE6およびE7の発現低下は,p53およびRb発現のアップレギュレーションをもたらし,その後,G_0/G_1相でCaSki細胞停止を誘導した。結論:L17は,E6とE7癌遺伝子発現を抑制することを通して抗ウイルス活性を有し,非毒性濃度でG0/G1相で細胞停止を誘導することによってCaSki細胞増殖を阻害することができ,L17がHPV関連子宮頸癌予防と治療のための候補薬剤として利用される可能性が示唆された。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
引用文献 (38件):
  • J Natl Cancer Inst; Human papillomavirus testing in the prevention of cervical cancer; M Schiffman, N Wentzensen, S Wacholder, W Kinney, JC Gage, PE Castle; 103; 2011; 368-383; 10.1093/jnci/djq562; CR1;
  • CA Cancer J Clin; Global cancer statistics; A Jemal, F Bray, MM Center, J Ferlay, E Ward, D Forman; 61; 2011; 69-90; 10.3322/caac.20107; CR2;
  • Trends Microbiol; Persistence of human papillomavirus infection: keys to malignant progression; J Bodily, LA Laimins; 19; 2011; 33-39; 10.1016/j.tim.2010.10.002; CR3;
  • Nature; HPV: the global burden; JM Crow; 488; 2012; S2-S3; 10.1038/488S2a; CR4;
  • Vaccine; Global burden of human papillomavirus and related diseases; D Forman, C Martel, CJ Lacey, I Soerjomataram, J Lortet-Tieulent, L Bruni, J Vignat, J Ferlay, F Bray, M Plummer, S Franceschi; 30; Suppl 5; 2012; F12-F23; 10.1016/j.vaccine.2012.07.055; CR5;
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