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J-GLOBAL ID：201802228098947531   整理番号：18A0796688

日本の北西海の海洋境界層における気体元素水銀(Hg0)の勾配測定【JST・京大機械翻訳】

Gradient measurements of gaseous elemental mercury (Hg⁰) in the marine boundary layer of the northwest Sea of Japan (East Sea)

著者 (3件)： Kalinchuk Viktor (V.I.Il’ichev Pacific Oceanological Institute of Far Eastern Branch of Russian Academy of Sciences, 43, Baltiyskaya Street, Vladivostok, 690041, Russia) ,  Lopatnikov Evgeny (V.I.Il’ichev Pacific Oceanological Institute of Far Eastern Branch of Russian Academy of Sciences, 43, Baltiyskaya Street, Vladivostok, 690041, Russia) ,  Astakhov Anatoly (V.I.Il’ichev Pacific Oceanological Institute of Far Eastern Branch of Russian Academy of Sciences, 43, Baltiyskaya Street, Vladivostok, 690041, Russia)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 237  ページ： 1124-1136  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガス状元素水銀(Hg~0)は大気中における豊富で持続的な汚染物質である。日本の北西海において,2015年9月17日から7月7日にかけて大気中のHg0濃度を測定した。Hg0濃度の同時測定を,自動Hg0分析器RA-915MとRA-915+を用いて,海面上2mと20mで行った。濃度は0.3から25.9ng/m3(n=5207),0.3から27.8ng/m3(n=4415)の範囲で,それぞれ1.7と1.6ng/m3の中央値を示した。高いHg~0は19~22月の3つのエピソードの間に観察された。1)西と南西からのHg~0の大気輸送(韓国,中国,黄海地域);2)Tumannaya川からの水による汚染による海からのHg0放出;3)水中地質活動。大気塊が南から流れた時に,Hg0濃度の増加が観測され,大気塊が北から来た時に低濃度が観測された。2mの高さでのHg0濃度の昼間の増加は,20mの高さでHg~0の減少と同時に起こった。これらの日変化は,海洋境界層(MBL)における昼間に2つの対照的な過程が起こることを示唆している。すなわち,海面からのHg0放出と光分解によって形成された活性ハロゲンによるMBL中のHg0酸化である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 大韓民国 ,  *海洋 ,  海面 ,  日変化 ,  酸化 ,  *日本 ,  光分解 ,  黄海 ,  同時計測 ,  気団 ,  汚染物質 ,  中華人民共和国 ,  分析機器
準シソーラス用語： 大気輸送 ,  *海洋境界層 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 水銀 ,  大気 ,  長距離輸送 ,  日変化 ,  日本海

分類 (1件)： 水銀とその化合物  (SB05023Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  海洋境界層 ,  気体 ,  元素 ,  水銀 ,  勾配