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J-GLOBAL ID：201802228105115718   整理番号：18A2178805

阪神高速道路における広域道路ネットワークの地震被害シミュレーションの実現に向けた取組み

著者 (3件)： 服部匡洋 (阪神高速道路技術セ) ,  大石秀雄 (阪神高速道路技術セ) ,  篠原聖二 (阪神高速道路)
資料名： 高速道路と自動車  (Expressways and Automobiles)
巻： 61  号： 12  ページ： 33-36  発行年： 2018年12月01日 
JST資料番号： F0048A  ISSN： 0287-2587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・阪神高速道路は,今後予想される大地震による被害発生状況を,橋梁毎ではなく道路ネットワークとして捉えるためスーパーコンピュータ「京」で解析しているが,湾岸線(約55km)対象の解析結果を報告。
・深層地盤・表層地盤・構造物のそれぞれの応答解析という3段階のシミュレーション法,地盤や構造物に関する膨大な入力データに対する既存データベースの活用,解析時耐震補強済の範囲や今後の補強計画等を選択可能にする解析台帳の作成,解析モデルの精度向上を反映できる様区間毎の段階的モデルの構築等を紹介。
・上町断層の地震による加速度の伝播状況,橋梁の応答変位,橋梁天端及び基礎位置での最大応答加速度,伸縮継手部の段差量による走行性の判定結果等を説明。

シソーラス用語： 都市高速道路 ,  *道路網 ,  スーパコンピュータ ,  応答解析 ,  大地震 ,  高さ ,  震災
準シソーラス用語： *阪神高速道路 ,  段差 ,  *地震応答解析 ,  地震被害 ,  道路ネットワーク

分類 (3件)： 自然災害  (RA02030M) ,  構造動力学  (HD02000E) ,  橋梁工学一般  (RC06010Y)

引用文献 (3件)：

• 岡山真人,後昌樹,荒川貴之:「情報共有基盤(COSMOS)のあり方と今後について」,『阪神高速道路第48回技術研究発表会論文集』,2016。
• 関西圏地盤情報ネットワーク:関西圏地盤情報データベース。 https://www.kg-net2005.jp/index/db01.html
• 大阪府:大阪府地震被害想定調査(大阪府自然災害総合防災対策検討(地震被害想定)報告書)。 http://www.pref.osaka.lg.jp/kikikanri/higaisoutei/, 2007.

タイトルに関連する用語 (5件)： 阪神高速道路 ,  広域 ,  道路ネットワーク ,  地震被害 ,  シミュレーション