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J-GLOBAL ID：201802228115623052   整理番号：18A2133817

宇宙における生命科学の展望と最新の成果(前編)火星生命探査

著者 (1件)： 吉村義隆 (玉川大 農)
資料名： 生物工学会誌  (Biotechnology)
巻： 96  号： 11  ページ： 634-638  発行年： 2018年11月25日 
JST資料番号： G0440B  ISSN： 0919-3758  CODEN： SEKAEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・火星の生命探査に関する研究動向と共に日本が開発中の微生物細胞を検出する生命探査顕微鏡(LDM)の現状について解説。
・1970年代のバイキング計画による火星の生命探査において,バイキング着陸機は表面土試料に関して有機物分析と代謝活性を測定し,いずれも否定的な結論が出されたことを論述。
・今後の生命探査として,NASAは2020年に打ち上げ予定のMars計画において,Raman分光法及び紫外線蛍光法により有機物及び鉱物を調査する計画を発表。
・ESA(欧州宇宙機関)は2020年に打ち上げ予定のExoMars計画において,ラマン分光法により有機物及び鉱物を分析する予定であることを提示。
・日本の火星探査に関して,2020年代前半の打ち上げ計画により火星の衛星のフォボスとダイモスを観測し,採取した試料中の微生物細胞をLDMにより検出する計画を進めていることを説明。

シソーラス用語： *火星 ,  *宇宙生物学 ,  光学顕微鏡法 ,  微生物 ,  *有機分析 ,  活性 ,  表土 ,  Raman分光法 ,  鉱物分析 ,  欧州宇宙機関 ,  米国航空宇宙局 ,  行政機関 ,  *前生物学 ,  *生命の起源 ,  代謝活性 ,  *惑星
準シソーラス用語： JAXA ,  生命探査顕微鏡法 ,  *地球外生命探査

分類 (2件)： 生命の起源と前生物学  (EC03020B) ,  惑星  (DB04020E)

引用文献 (37件)：

• Malin, M. C. and Carr, M. H.: Nature, 397, 589 (1999).
• Carr, M. H. and Head, J. W.: J. Geophys. Res.: Planets, 108, 5042 (2003).
• Acuna, M. et al.: Science, 284, 790 (1999).
• Pollack, J. B. et al.: Icarus, 71, 203 (1987).
• Villanueva, G. et al.: Science, 348, 218 (2015).

タイトルに関連する用語 (7件)： 宇宙 ,  生命科学 ,  展望 ,  成果 ,  火星 ,  生命 ,  探査