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J-GLOBAL ID:201802228163648301   整理番号:18A0814415

熱水ベントエビからの抗リポ多糖因子(ALF)の最初の特性化:深海甲殻類ALFの免疫機能への洞察【JST・京大機械翻訳】

First characterization of an anti-lipopolysaccharide factor (ALF) from hydrothermal vent shrimp: Insights into the immune function of deep-sea crustacean ALF
著者 (12件):
資料名:
巻: 84  ページ: 382-395  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0151A  ISSN: 0145-305X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗リポ多糖因子(ALF)は抗微生物防御において重要な役割を持つ一種の抗菌ペプチド(AMP)である。大量のALFsは,浅海および淡水甲殻類種から同定されているが,深海動物からのALFsの機能的研究は報告されていない。本研究において,著者らは,Manus盆地,Desmosにおける深海熱水噴出物に存在するエビRimicaris sp.からのALF分子(RspALF1と命名)の免疫機能を特性化した。RspALF1は既知のエビALFsと51.5%-62.4%の全体配列同一性を共有し,保存されたLPS結合ドメイン(LBD)を含む。組換えRspALF1(rRspALF1)とLBD由来ペプチド(ALF1P1)の両方はグラム陰性菌とグラム陽性菌の細胞壁成分に結合し,細菌細胞構造を損傷することにより広範囲の細菌,特に深海熱水場からの細菌を殺した。rRspALF1とALF1P1の殺菌活性は最適で,4°Cから37°Cまで安定に維持され,Rimicaris spの生息場所の環境温度範囲に匹敵した。細菌に加えて,rRspALF1とALF1P1はまた抗真菌活性を示した。rRspALF1とALF1P1は高い殺菌効率を示し,MIC値は細菌に対して0.25μMと4μM,菌類に対して4μM-8μMの範囲であった。in vivoで導入されたとき,rRspALF1とALF1P1の両方がエビにおける細菌感染を効果的に阻害し,魚における細菌とウイルス病原体の伝播を減少させた。まとめると,これらの結果は深海ALFの生物学的性質に関する最初の洞察を提供し,RspALF1は広い標的範囲を持つ高度に有効な抗菌剤として機能することにより免疫防御において非常に重要な役割を果たすことを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生化学  ,  酵素一般  ,  微生物検査法 

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