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J-GLOBAL ID:201802228237827094   整理番号:18A1195976

イミプラミンはマウスモデルにおける急性珪肺症を阻止する【JST・京大機械翻訳】

Imipramine blocks acute silicosis in a mouse model
著者 (5件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 36  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7342A  ISSN: 1743-8977  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】結晶性シリカの吸入は,肺炎症および珪肺症と関連している。珪肺症は世界中で一般的な健康問題であるが,有効な治療選択は限られている。イミプラミン(IMP)は,リソソモトロピック特性を有するFDA承認三環系抗うつ薬である。本研究の目的は,ケイ素症を減少させ,食細胞膜透過性をブロックするIMPの可能性を評価することであった。【方法】in vitroで結晶性シリカ±IMPに曝露されたC57BL/6肺胞マクロファージ(AM)を,IL-1β放出,細胞毒性,粒子取り込み,リソソーム安定性,および酸性スフィンゴミエリナーゼ活性のために評価した。ex vivo培養AMからのサイトカイン放出に加えて,シリカ(±IMP)を注入したマウスにおける短期間(24時間)のin vivo研究は炎症とサイトカイン放出を評価した。シリカ(±IMP)を注入したマウスにおける長期間(6~10週)のin vivo研究は,コラーゲン蓄積の指標として組織病理学,肺損傷およびヒドロキシプロリン含有量を評価した。【結果】IMPは,in vitroでAMからシリカ誘発細胞毒性と成熟IL-1βの放出を有意に減弱した。in vivoでのIMP処理は短期モデルにおいてシリカ誘導炎症を減少させた。さらに,IMPは長期モデルにおいてシリカ誘導肺損傷とコラーゲン沈着を遮断するのに有効であった。IMPが炎症を減少させる機構を,粒子取り込みと酸性スフィンゴミエリナーゼ活性のような細胞過程を評価することにより調べた。結論:in vitroおよびin vivoにおいて,IMPはシリカ曝露に対して抗炎症性であった。これらの結果は,IMP遮断シリカ誘導食リソソーム溶解と一致し,それにより細胞死とIL-1β放出を防止した。従って,IMPは,シリカ誘発炎症およびその後の疾患進行,および食細胞溶解を含む他の疾患に対して治療可能である。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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呼吸器の基礎医学 
引用文献 (62件):
  • MMWR Morb Mortal Wkly Rep; Silicosis mortality trends and new exposures to respirable crystalline silica - United States, 2001-2010; KM Bang, JM Mazurek, JM Wood, GE White, SA Hendricks, A Weston; 64; 2015; 117-120; CR1;
  • Crystalline silica, quartz. In: Concise International Chemical Assessment Documents. Geneva: World Health Organization; 2000.http://www.who.int/ipcs/publications/cicad/en/cicad24.pdf. Accessed 12 Dec 2016.
  • Health effects of occupational exposure to respirable crystalline silica. Cincinnati, OH: U.S. Department of Health and Human Services, Public Health Service, Centers for Disease Control, National Institute for Occupational Safety and Health; 2002. https://www.cdc.gov/niosh/docs/2002-129/. Accessed 12 Dec 2016.
  • Lancet; Silicosis; CC Leung, IT Yu, W Chen; 379; 2012; 2008-2018; 10.1016/S0140-6736(12)60235-9; CR4;
  • J Environ Pathol Toxicol Oncol; Silicosis in mice: effects of dose, time, and genetic strain; GS Davis, KO Leslie, DR Hemenway; 17; 1998; 81-97; CR5;
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