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J-GLOBAL ID:201802228241928100   整理番号:18A1861956

ダイゼインの主要代謝物である7,8,4′-トリヒドロキシイソフラボンの記憶増強効果はマウスにおけるコリン作動系とBDNFシグナル伝達経路の活性化と関連する【JST・京大機械翻訳】

The memory-enhancing effects of 7,8,4’-trihydroxyisoflavone, a major metabolite of daidzein, are associated with activation of the cholinergic system and BDNF signaling pathway in mice
著者 (9件):
資料名:
巻: 142  ページ: 197-206  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0090A  ISSN: 0361-9230  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダイゼインは大豆ベース製品に存在する食事イソフラボンの1つである。摂取後,ダイゼインはその主要代謝産物,7,8,4′-トリヒドロキシイソフラボン(THIF)に生物変換される。ダイゼインの薬理学的重要性を考えると,7,8,4′-THIFも研究者の興味を引き付けている。しかしながら,コリン作動系に関する認知と記憶に及ぼす7,8,4’-THIFの影響に関する報告はない。したがって,本研究はマウスにおける7,8,4’-THIFの記憶増強効果を評価することを試みた。7,8,4′-THIFによる治療は,Y-迷路および受動的回避試験においてムスカリン性アセチルコリン受容体拮抗剤,スコポラミンにより誘導される認知障害を改善した。興味深いことに,7,8,4’-THIF処理は正常マウスの認知機能も改善した。この処理は,海馬におけるアセチルコリンエステラーゼ(AChE)およびチオバルビツル酸反応性物質(TBARS)活性も逆転させることができた。最後に,7,8,4’-THIFは海馬における次の分子の発現レベルを有意に増加させた:脳由来神経栄養因子(BDNF);ホスホ細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK);ホスホcAMP応答要素結合(CREB);およびコリンアセチルトランスフェラーゼ(ChAT)。著者らのデータは,ダイゼインの代謝産物である7,8,4′-THIFが,マウスにおけるコリン作動性系の活性化により認知機能を改善し,BDNF/ERK/CREBシグナル伝達経路を改善することを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 

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