文献

J-GLOBAL ID：201802228244070816   整理番号：18A0778715

凹凸形状変化による前処理が接着性能に及ぼす影響の検討

著者 (3件)： 飯田隆一 (秋田県大 木高研) ,  足立幸司 (秋田県大 木高研) ,  山内秀文 (秋田県大 木高研)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 68th  ページ： ROMBUNNO.J15-P-06  発行年： 2018年03月05日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,木材表面の凹凸を変化させる前処理を行い,熱可塑性樹脂(ポリエチレン(PE))を用いて接着することで,表面性状と機械的接着(アンカー効果)により発現する接着性能との関係を検討した。木材表面の凹凸形状をプレーナーおよび研磨紙によって調整し,PEフィルムによって接着した際における,圧縮せん断強度およびはく離強度を調べた。その結果,接着層の圧縮せん断強度に関して,木材表面における凹凸の山と谷の間隔を示すRsmの値が影響することが示唆された。一方,はく離試験による評価では,同様の影響が認められなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *木材 ,  表面処理 ,  接着 ,  *表面粗さ ,  ポリエチレン ,  圧縮 ,  *剪断強さ ,  剥離 ,  *接着剤 ,  プラスチックフィルム
準シソーラス用語： 表面凹凸 ,  ポリエチレンフィルム

分類 (1件)： 接着剤の性質・試験  (YK02000Q)

タイトルに関連する用語 (1件)： 凹凸形状