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J-GLOBAL ID：201802228249828936   整理番号：18A0006433

金属アンテナを用いたサブマイクロ物体のプラズモニックトラッピング

Plasmonic trapping of sub-micro objects with metallic antennae

著者 (7件)： SUGAWARA Eishi (Tokyo Denki Univ., Tokyo, JPN) ,  SUGAWARA Eishi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KATO Jun-ichi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  YAMAGATA Yutaka (RIKEN, Saitama, JPN) ,  OZAKI Miyu (Tokyo Denki Univ., Tokyo, JPN) ,  OZAKI Miyu (Nippon Inst. of Technol., Saitama, JPN) ,  FURUTANI Ryoshu (Tokyo Denki Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Optics  (Journal of Optics)
巻： 18  号： 7  ページ： 075001,1-5  発行年： 2016年07月 
JST資料番号： D0538C  ISSN： 2040-8978  CODEN： JOOPCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光は物体に力を加える。1986年にAshkinらが,粒子は集束されたレーザービームに捕捉されることを実証して以来,光学的捕捉力または光ピンセットとして光学力が広く適用されてきた。生物学的適用として,Ashkinらは,単一細胞の光学的捕捉および操作を報告した。本研究では,金属アンテナを用いた局在表面プラズモンポラリトン(LSPP)による電界勾配を利用した,光ハンドリング技術を提案した。この方法では,物体は,入射光の偏光に対応するメタルドットアレイに沿って捕捉される。本研究では,それを「プラズモンクリッピング」と呼ぶ。アンテナ構造の寸法は数値的に設計された。中間的な設計として,線形に整列された半球アレイとディスクアレイとから構成される構造が採用された。最終的には,このレポートでは,利用可能なスパッタリングとFIB装置を使用して製作した。アンテナ構造の作製後,実験では,励起ビームの偏光方向に沿って整列したドットアレイに沿って微小物体をクリップした。プラズモニッククリッピングは,異方性物体の方向を制御することが期待されており,微小物体の取り扱いに使用するための容易なツールであると考えられている。

シソーラス用語： *アンテナ ,  *微粒子 ,  モード ,  *光トラッピング ,  表面プラズモン ,  *ポラリトン ,  局在表面プラズモン
準シソーラス用語： *サブミクロン粒子 ,  プラズモニックモード ,  *表面プラズモンポラリトン

分類 (3件)： 固体プラズマ  (BM02160W) ,  ポラリトン  (BM02140A) ,  量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (4件)： アンテナ ,  サブ ,  マイクロ ,  物体