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J-GLOBAL ID：201802228261306217   整理番号：18A1516424

不透明液体からのBrillouinスペクトルの簡単な解析とポリ-N-イソプロピルアクリルアミドミクロゲル粒子の水性懸濁液への応用【JST・京大機械翻訳】

A simple analysis of Brillouin spectra from opaque liquids and its application to aqueous suspensions of poly-N-isopropylacrylamide microgel particles

著者 (3件)： Corezzi Silvia (Dipartimento di Fisica e Geologia, Universita di Perugia, Perugia, Italy) ,  Comez Lucia (IOM-CNR @Dipartimento di Fisica e Geologia, Universita di Perugia, Perugia, Italy) ,  Zanatta Marco (Dipartimento di Informatica, Universita di Verona, Verona, Italy)
資料名： Journal of Molecular Liquids  (Journal of Molecular Liquids)
巻： 266  ページ： 460-466  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0924A  ISSN： 0167-7322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Brillouin分光法は材料の粘弾性特性を調べる強力な技術である。しかし,多重散乱の現象は不透明液体からの情報を非常に困難にし,この分光法の使用を制限する。本論文では,中程度の不透明度の試料からの多重散乱により影響されるBrillouinスペクトルを解析する問題を大きく単純化する新しい方法を示した。著者らのアプローチは,多重散乱寄与が外部後方散乱幾何学で得られたスペクトルを広げ,一方,内部後方散乱光に関連する情報を外部側で保存するという観察に基づいている。新しい戦略は不要な近似を回避し,物理的情報を抽出するために最小の数値的努力を必要とする。ここでは,プロトタイプのハードおよびソフトコロイドシステムで行った2つのBrillouin光散乱実験の結果を示した。最初に,深さの関数としてのラテックス懸濁液の測定を用いて,この方法を検証し,Brillouinスペクトルの後方散乱成分と多重散乱成分の間の新しい関係を導出した。第二に,温度の関数として水中のポリ-N-イソプロピルアクリルアミド(PNIPAM)ミクロゲルの測定を試験地として用いて,この方法の能力を実証した。この解析は音波が熱応答性粒子の体積相転移に極めて敏感であることを確認した。しかし,提示したアプローチは,減衰の著しい増加が音速の中程度の減少を伴うことを示した。本研究はPNIPAM懸濁液の粘弾性特性を修正した。より一般的に,それは適度に不透明な媒体の特性化における新しいガイドラインを提供し,新しい理論的研究を促進する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *スペクトル ,  音波 ,  *懸濁液 ,  後方散乱 ,  媒質 ,  簡素化 ,  粘弾性 ,  Brillouin散乱 ,  ラテックス ,  プロトタイプ ,  スペクトロスコピー ,  多重散乱 ,  音速 ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： 不透明度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Brillouin散乱 ,  多重散乱 ,  不透明液体 ,  ポリ-N-イソプロピルアクリルアミド

分類 (1件)： 光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H)

タイトルに関連する用語 (4件)： Brillouinスペクトル ,  解析 ,  水性懸濁液 ,  応用