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J-GLOBAL ID:201802228285397414   整理番号:18A0146169

淡水に生息している地中海トゲウオの浸透圧調節能力に及ぼす異なる塩分濃度の影響【Powered by NICT】

Effects of different salinities on the osmoregulatory capacity of Mediterranean sticklebacks living in freshwater
著者 (6件):
資料名:
巻: 303  号:ページ: 270-280  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2021A  ISSN: 0952-8369  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Camargue領域(ローヌデルタ,北部地中海)の三本背骨棘のあるトゲウオ類(Gasterosteus aculeatusL.)は沿岸中塩性ラグーンと淡水運河を占めている。本研究では,淡水運河における住民の異なる塩分への順化能力を調べた。淡水(FW; 5 ‰)個体は少なくとも2週間汽水(BW; 15 ‰)及び海水(SW; 30 ‰)に順応した魚と比較した。α1サブユニットとα1aおよびα1bイソ型の血液浸透圧およびえらのNa~+/K+~ATPアーゼ(NKA)遺伝子発現はこれらの塩分で測定した。えらイオノサイトにおけるNKA蛋白質発現とこれらの細胞のリモデリングもNKA免疫標識と電子顕微鏡によって調べた。FW,BW及びSWに順応した魚の血液浸透圧は有意に異なっていた。鰓NKAα1aおよびα1b発現も異なり,SWに順応した魚におけるNKAα1bの高い発現を示す。FWに順応した魚におけるえらionocyteはラメラに沿ったとその底部に位置し,伸長したようであったが,これらの細胞は類円形でSWに順応した魚のえらフィラメントに限定された。最後に,電子顕微鏡は,これらのイオノサイト:ハニカム状構造とFWのドーム形状の三種類の頂端構造を明らかにし,南西に深く暗号化した。ionocyte細胞型と形態,および鰓NKA発現は塩分濃度に依存することを示した。鰓リモデリングは魚によって到達した生理学的恒常性状態に直接結び付いていた。Camargue領域のトゲウオは異なる塩分に順応し,FW管と中塩性沿岸ラグーンの間を移動できることを明らかにした。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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動物に対する影響  ,  動物生理一般  ,  動物に対する影響 

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