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J-GLOBAL ID:201802228354823063   整理番号:18A1031637

中部ノルウェーの一般病院における血流感染症の抗菌薬耐性と経験的抗生物質療法の傾向:前向き観察研究【JST・京大機械翻訳】

Trends in antimicrobial resistance and empiric antibiotic therapy of bloodstream infections at a general hospital in Mid-Norway: a prospective observational study
著者 (22件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 116  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7430A  ISSN: 1471-2334  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:血流感染(BSI)の発生と抗菌耐性は,多くの国で増加している。著者らは,Mid-ノルウェーにおける中規模の一般病院における抗菌薬耐性と経験的抗生物質療法における傾向を研究した。【方法】2002年と2013年の間に,16-99歳の1719人の患者におけるBSIのエピソードを前向きに記録した1995年を含んだ。著者らは,獲得の場所,感染部位,微生物群,および期間に従って,抗菌性非感受性を分析した。【結果】934の地域獲得(CA),787の健康相関(HCA)および274の病院獲得(HA)BSIがあった。尿路は感染の最も一般的な部位であった。大腸菌は,すべての3か所の獲得において最も頻繁に分離された感染性薬剤であった。2番目の頻度は,CAにおけるStreptococcus pneumoniaeおよびHCAおよびHAにおける黄色ぶどう球菌であった。BSI微生物のうち,3.5%は,ペニシリン,ゲンタマイシン,およびメトロニダゾール(PGM)から成る,病院における抗微生物薬の使用のための国家予防ガイドラインによって推奨された抗菌レジメンに対して非感受性であった。対照的に,BSI微生物の17.8%はセフォタキシムに非感受性で,27.8%はセフタジジムに非感受性であった。抗菌性非感受性は,獲得の場所によって異なった。PGMレジメンに対して,非感受性の割合はCAで1.4%,HCAで4.8%,HA-BSIで6.9%(p<0.001)であり,時間にわたる非感受性の割合の増加は,主に本質的に耐性の微生物により引き起こされた,HA-BSIでは2.2%,2006~2009年では6.2%,2010~2013年では11.7%であった(p=0.026)。また,得られた耐性を持つ細菌数の増加,特に大腸菌生産ESBLまたはゲンタマイシン抵抗性を観察し,これらは主にCA-およびHCA-BSIにおいて発生した。結論:一般的に,抗微生物薬耐性は,著者らのBSIコホートにおいて,スカンジナビア以外の国から報告されているよりもはるかに小さい問題であった。著者らのコホートにおいて,適切な経験的抗生物質療法は,ペニシリン-ゲンタマイシンまたはピペラシリン-タゾバクタムによる第二および第三世代セファロスポリンの置換によって,より大きな範囲に達成することができた。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  微生物感染の生理と病原性 
引用文献 (30件):
  • Clin Microbiol Infect; Overall burden of bloodstream infection and nosocomial bloodstream infection in North America and Europe; M Goto, MN Al-Hasan; 19; 6; 2013; 501-509; 10.1111/1469-0691.12195; CR1;
  • Crit Care Med; Empiric antibiotic treatment reduces mortality in severe sepsis and septic shock from the first hour: results from a guideline-based performance improvement program; R Ferrer, I Martin-Loeches, G Phillips, TM Osborn, S Townsend, RP Dellinger, A Artigas, C Schorr, MM Levy; 42; 8; 2014; 1749-1755; 10.1097/CCM.0000000000000330; CR2;
  • Crit Care Med; Duration of hypotension before initiation of effective antimicrobial therapy is the critical determinant of survival in human septic shock; A Kumar, D Roberts, KE Wood, B Light, JE Parrillo, S Sharma, R Suppes, D Feinstein, S Zanotti, L Taiberg; 34; 6; 2006; 1589-1596; 10.1097/01.CCM.0000217961.75225.E9; CR3;
  • N Engl J Med; Antibiotic resistance-problems, progress, and prospects; C Nathan, O Cars; 371; 19; 2014; 1761-1763; 10.1056/NEJMp1408040; CR4;
  • World Health Organization: Antimicrobial resistance: Global report on surveillance. Geneva; 2014.http://www.who.int/drugresistance/documents/surveillancereport/en.
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