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J-GLOBAL ID：201802228397848091   整理番号：18A1063742

パルブアルブミン産生線条体介在ニューロンは雄マウスにおける運動視床からの近位樹状突起への興奮性入力を受ける【JST・京大機械翻訳】

Parvalbumin-producing striatal interneurons receive excitatory inputs onto proximal dendrites from the motor thalamus in male mice

著者 (8件)： Nakano Yasutake (Laboratory of Neural Circuitry, Graduate School of Brain Science, Doshisha University, Kyotanabe, Japan) ,  Karube Fuyuki (Laboratory of Neural Circuitry, Graduate School of Brain Science, Doshisha University, Kyotanabe, Japan) ,  Hirai Yasuharu (Laboratory of Neural Circuitry, Graduate School of Brain Science, Doshisha University, Kyotanabe, Japan) ,  Kobayashi Kenta (Section of Viral Vector Development, National Institute for Physiological Sciences, Okazaki, Japan) ,  Hioki Hiroyuki (Department of Morphological Brain Science, Graduate School of Medicine, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Okamoto Shinichiro (Department of Morphological Brain Science, Graduate School of Medicine, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Kameda Hiroshi (Department of Physiology, Teikyo University School of Medicine, Tokyo, Japan) ,  Fujiyama Fumino (Laboratory of Neural Circuitry, Graduate School of Brain Science, Doshisha University, Kyotanabe, Japan)
資料名： Journal of Neuroscience Research  (Journal of Neuroscience Research)
巻： 96  号： 7  ページ： 1186-1207  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0107A  ISSN： 0360-4012  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： げっ歯類において,背外側線条体は運動関連大脳皮質および視床からの興奮性入力を統合することにより随意運動を調節し,他の基底核に対する持続的な抑制性出力を生成する。この興奮性入力を受けている線条体パルブアルブミン(PV)産生介在ニューロンは,それから中程度のspinyニューロン(MSN)を阻害し,それらの出力を修正する。運動制御における基底核機能を理解するためには,線条体PV介在ニューロンへの運動関連皮質および視床入力の正確なシナプス組織を明らかにすることが重要である。PVニューロンのどのドメインがこれらの興奮性入力を受けるかを調べるために,PVニューロンにおいて体性樹状膜標的緑色蛍光蛋白質を発現する雄性細菌人工染色体トランスジェニックマウスを用いた。シナプス前およびシナプス後マーカーの免疫検出と組み合わせたアデノ随伴ウイルスベクターによる前段階追跡研究は,PV樹状突起上の興奮性の位置の分布を可視化した。統計解析により,樹状突起に沿った視床線条体の密度は,遠位樹状突起より近位部で有意に高いことが明らかになった。対照的に,背前頭皮質の軸索からの位置の密度において位置選択性はなかった。経路特異的小胞グルタミン酸輸送体に対する免疫組織化学による視床線条体および皮質線条体の位置のポピュレーション観察により,視床入力は優先的に,そして皮質は優先的に低く,PVニューロンの近位樹状突起に位置することを確認した。この軸索樹状組織により,PVニューロンは視床入力に応答してMSNの迅速で信頼性のある阻害を生じ,運動皮質からの興奮性入力を局所的及び可塑性的に調節し,MSN阻害を調節することが示唆された。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 免疫組織化学 ,  運動野 ,  軸索 ,  *視床 ,  可視化 ,  緑色蛍光タンパク質 ,  皮質 ,  シナプス ,  トランスジェニックマウス ,  *パルブアルブミン ,  *樹状突起 ,  *線条体 ,  *ニューロン ,  塑性
準シソーラス用語： *介在ニューロン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 大脳皮質 ,  グルタミン酸 ,  パルブアルブミン ,  線条体 ,  視床

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (8件)： パルブアルブミン ,  線条体 ,  介在ニューロン ,  マウス ,  運動 ,  視床 ,  樹状突起 ,  興奮性