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J-GLOBAL ID：201802228446829964   整理番号：18A1935950

低品位熱エネルギー貯蔵用の新しい塩水和物複合材料【JST・京大機械翻訳】

New salt hydrate composite for low-grade thermal energy storage

著者 (2件)： Mehrabadi Abbas (Department of Chemical and Materials Engineering, University of Auckland, New Zealand) ,  Farid Mohammed (Department of Chemical and Materials Engineering, University of Auckland, New Zealand)
資料名： Energy  (Energy)
巻： 164  ページ： 194-203  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0631A  ISSN： 0360-5442  CODEN： ENEYDS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,エネルギー需要供給の間の不整合を克服することを可能にする低品位熱エネルギーの長期貯蔵のための新しい塩ベースの熱化学複合材料を開発することを目的とした。5つの異なる塩のエネルギー密度と脱水挙動;Al_2(SO_4)_3の18H_2OとMgSO_4の7H_2O,CaCl_2の6H_2O,MgCl_2の6H_2O,およびSrCl_2の6H_2Oを調べた。続いて,2つの低コストホスト多孔質構造の性能;低品位熱エネルギーを貯蔵するために最も適切な塩を含浸させた膨張粘土と軽石を,実験室規模の充填床反応器を用いて数回のサイクルにわたって研究した。結果は,SrCl_2 6H_2Oが最も高いエネルギー密度と最も低い脱水温度を有するので,そのエネルギー密度の>80%が<90°Cで貯蔵できることを示した。複合材料の熱サイクルは,29kWh/m3と7.3kWh/m3のエネルギーが,それぞれ,膨張粘土-SrCl_2(40wt%)と軽石-SrCl_2(14wt%)を用いて貯蔵できることを明らかにした。しかし,膨張粘土の性能は4サイクルにわたって急激に低下したが,軽石複合材料を用いた発電電力は10サイクルにわたってほぼ一定に維持された。軽石-SrCl_2はサイクル性の観点から有望な複合材料であるが,大規模用途に魅力的なエネルギー貯蔵能力を改善するためにはさらなる研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エネルギー密度 ,  *蓄熱 ,  *複合材料 ,  不整合 ,  エネルギー需要 ,  軽石 ,  *水和物 ,  熱サイクル ,  *エネルギー貯蔵 ,  粘土 ,  太陽エネルギー ,  固定層反応器 ,  脱水
準シソーラス用語： 熱化学 ,  *熱エネルギー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 太陽エネルギー ,  エネルギー貯蔵 ,  塩水和物 ,  SrCl_2 ,  軽石 ,  膨張粘土

分類 (1件)： エネルギー貯蔵  (LC02000F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 品位 ,  熱エネルギー貯蔵 ,  塩 ,  水和物 ,  複合材料