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J-GLOBAL ID:201802228449742337   整理番号:18A2052483

二次元t-J模型での超伝導及び反強磁性に対するバンドくりこみ効果

Band-Renormalization Effect on Superconductivity and Antiferromagnetism in Two-Dimensional t-J Model
著者 (2件):
資料名:
巻: 87  号: 11  ページ: 114003.1-114003.13  発行年: 2018年11月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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半充填近傍での対角移動(t′)項を持つ正方格子t-J模型に対し,d<sub>A</sub>(A=x<sup>2</sup>-y<sup>2</sup>)波超伝導(d-SC)と反強磁性(AF)秩序の共存又は排他性及び相分離(PS)に向かう不安定性を再検討した。二重占有のない局所的制約を含む強相関を確実に処理するため,著者らはバンドくりこみ効果(BRE)も組み込まれた変分モンテカルロ法を用いた。これらの結果を,対応するHubbard模型[J. Phys. Soc. Jpn. 85, 074701 (2016)]で最近得られたものと比較した。BREはAF秩序に非常に強い影響を与え,特に大きな|t′/t|に対し以前の研究で提案されたt′-δ空間(δ:ドーピング率)での基底状態相図を大きく修正することがわかった。広い範囲のt′/t(|t′/t|≦0.5)及び任意のアンダードープδ(≦0.15)において,AF秩序はHubbard模型と同様にJ/t=0.3に対し生じた。しかしながら,Hubbard模型とは対照的に,d-SC秩序もt′/t(≧-0.2)の広い範囲で小さなδまで生じ,そしてt′/t<0(タイプII AF領域)に対してでさえAF秩序と共存した。さらに,J/t=0.3に対する任意のt′/t及びδに対してPSへの不安定性はなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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酸化物系超伝導体の物性  ,  酸化物結晶の磁性 
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