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J-GLOBAL ID：201802228456417149   整理番号：18A0618235

機能的インターロイキン6受容体遺伝子変異体との関連集団ベースの出生コホートにおける鬱病と精神病のリスク【Powered by NICT】

Association between a functional interleukin 6 receptor genetic variant and risk of depression and psychosis in a population-based birth cohort

著者 (8件)： Khandaker Golam M. (Department of Psychiatry, University of Cambridge, Cambridge, UK) ,  Khandaker Golam M. (Cambridgeshire and Peterborough NHS Foundation Trust, Cambridge, UK) ,  Zammit Stanley (Centre for Mental Health, Addiction and Suicide Research, School of Social and Community Medicine, University of Bristol, Bristol, UK) ,  Zammit Stanley (Institute of Psychological Medicine and Clinical Neurosciences, MRC Centre for Neuropsychiatric Genetics and Genomics, Cardiff University, Cardiff, UK) ,  Burgess Stephen (Department of Public Health and Primary Care, University of Cambridge, Cambridge, UK) ,  Lewis Glyn (Division of Psychiatry, University College London, London, UK) ,  Jones Peter B. (Department of Psychiatry, University of Cambridge, Cambridge, UK) ,  Jones Peter B. (Cambridgeshire and Peterborough NHS Foundation Trust, Cambridge, UK)
資料名： Brain, Behavior, and Immunity  (Brain, Behavior, and Immunity)
巻： 69  ページ： 264-272  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1766A  ISSN： 0889-1591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インターロイキン6(IL 6)レベルはうつ病および精神病患者における,これらの障害発生の危険性がある人々で一般的に上昇していた。IL6R遺伝子(IL6R Asp358Ala;rs2228145A>C)で一般的な機能的変異体はIL6Rシグナル伝達を障害することにより炎症を抑制することが知られている。は,うつおよび精神病,血清IL-6,CRPレベル,炎症,うつ病および精神病と関連した一般的に危険因子の数と診断されたAsp358Alaとの関連を検討した。はIL-6がうつ病/精神病リスク因果,交絡によるよりもむしろ関連していたならば,Asp358Alaは,これらの疾患のリスク,血清IL-6,CRPレベルではなく,交絡因子のいずれとも関連していることを予測した。住民対象ALSPAC出生コホートからのデータを使用した。血清IL-6とCRPレベルは9歳で測定した。精神障害,重症うつ病エピソードのICD-10診断,および全うつ病スコアは18歳で評価した。IL6R Asp358AlaはIllumina HumanHap550 4ゲノムワイドSNPジェノタイピングプラットフォームを用いて遺伝子型を決定した。評価された危険因子は,性別,ボディマスインデックス,社会階級,人種,母親の教育,出生時体重,妊娠期間,母親の出生後欝病,小児心理的および行動的問題,および全IQスコアを含んでいる。Asp358Alaは重症うつ病および/または精神病のリスク減少と関連した;CC,AAと比較して,遺伝子型の補正したオッズ比は,0.38(95% CI,0.15 0.94)であった。変異体は増加した血清IL-6濃度(P=5.5 × 10~ 22)と関連していたが,血清CRPレベル(P=3.5 × 10~ 5),IL-6の抗炎症効果下流と一致して減少した。Asp358Alaは全抑うつスコアと関連しなかった。Asp358Alaは炎症,うつ病および精神病と関連した一般的に他の危険因子(全てP>0.20)と関連しなかった。所見はIL-6/IL6R経路は重症うつ病および精神病の病因に関与していることのさらなる証拠を提供し,新規治療標的である可能性がある。IL-6,抑うつと精神病の間の以前に報告された関連した交絡によって完全に説明ではないようである。少数の例に基づいて,本研究からの知見は他の試料における複製を必要とする。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *精神病 ,  ボディマスインデックス ,  血清 ,  炎症 ,  *遺伝子 ,  消炎作用 ,  子供 ,  遺伝子型 ,  *インターロイキン6 ,  病因 ,  危険因子 ,  住民 ,  *うつ病 ,  *遺伝子変異
準シソーラス用語： オッズ比 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (14件)： インターロイキン6 ,  IL-6 ,  インターロイキン6受容体 ,  IL6R ,  インターロイキン6受容体遺伝子 ,  IL6R ,  Asp358Ala ,  rs2228145 ,  炎症 ,  抑制 ,  精神病 ,  メンデルランダム化 ,  Immunopsychiatry ,  ALSPAC出生コホート

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (7件)： インターロイキン6受容体 ,  遺伝子変異 ,  集団 ,  出生コホート ,  鬱病 ,  精神病 ,  リスク