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J-GLOBAL ID:201802228469957569   整理番号:18A1910221

HBsAgのCRISPR/Cas9仲介ノックアウトはHBV陽性肝細胞癌細胞の増殖と腫瘍形成性を阻害する【JST・京大機械翻訳】

CRISPR/Cas9-mediated knockout of HBsAg inhibits proliferation and tumorigenicity of HBV-positive hepatocellular carcinoma cells
著者 (30件):
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巻: 119  号: 10  ページ: 8419-8431  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染は,肝細胞癌(HCC)に対する最も一般的なリスク因子である。高いHBV表面抗原(HBsAg)レベルは,肝発癌およびHBV関連HCC発生と高度に相関している。しかしながら,HCC発生におけるHBsAgと関連する役割と詳細な機構は,不明のままである。本研究では,HBVゲノムのオープンリーディングフレーム,preS1/preS2/Sを標的とする特異的単一ガイドRNA(sgRNA)を設計し,CRISPR/Cas9システムを用いてHBsAgノックアウトHCC細胞株を確立した。著者らは,HCC細胞系におけるHBsAgのノックアウトが,in vitroでHBsAg発現を減少させ,HCC増殖を有意に減弱させ,in vivoで腫瘍形成性を減少させることを示した。また,大(LHBs),中間(MHBs),および小(SHBs)表面蛋白質を含むHBsAgの過剰発現が,HCC細胞における増殖および腫瘍形成を促進することを見出した。さらに,HCC細胞におけるHBsAgのノックアウトはインターロイキン(IL)-6産生を低下させ,転写3(STAT3)シグナル伝達のシグナル伝達因子と活性化因子を阻害する一方,HBsAgの過剰発現はpY-STAT3の実質的蓄積を誘導することを示した。まとめると,これらの結果はHBsAgの腫瘍形成的役割を強調し,IL-6-STAT3経路がHBV関連HCCのHBsAg仲介悪性能に関与している可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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