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J-GLOBAL ID：201802228489521125   整理番号：18A1733669

エルニーニョの長江中下流域における夏季持続性降水構造への影響とその可能なメカニズム【JST・京大機械翻訳】

The influence of El Ni?o on summer persistent precipitation structure in the middle and lower reaches of the Yangtze River and its possible mechanism

著者 (2件)： Yu Rong (南京信息工程大学气象災害教育部重点実験室/气象災害預報預警与評估協同創新中心,南京,210044) ,  Di Panmao (中国气象科学研究院災害天气国家重点実験室,北京,100081)
資料名： Qixiang Xuebao  (Qixiang Xuebao)
巻： 76  号： 3  ページ： 408-419  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0866A  ISSN： 0577-6619  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 中国国家気象情報センターが提供した19612016年2400の多ステーションの毎日の降水観測データに基づき、エルニーニョが長江中下流域の夏季持続性降水構造に与える影響を分析した。長江中下流域の降水は主に5dと以内の降水イベントを主とし、その強度は主に424mm/dに分布し、5d以上の降水が占める割合は比較的小さく、その強度は主に1224mm/dに分布することが分かった。その中、長江中下流域の夏季が5d以上の降水事件(長持続性降水事件)が占める割合と強度は長江以南地区で長江以北地区より大きい。同時に、エルニーニョの影響下で、長江以南地区の降水構造は25dの持続性降水事件(短持続性降水事件)と1dの降水事件(非持続性降水事件)から長持続性降水事件へ転換し、その強度は増加した。しかし、長江以北地区では、湖北省を主とし、降水構造の非持続性から短持続性降水事件へ転換する現象が存在し、短持続性降水事件の強度もやや増強している。従って、エルニーニョは長江中下流域の降水事件をより多く持続性降水を主とし、異なる持続性降水事件の強度を強めた。更なる分析により、エルニーニョの翌年西太平洋亜熱帯高気圧の西が強まり、その関連の東南季節風が運ぶ水蒸気も強まることが分かった。同時に、中高緯度閉塞高圧環流の情勢は安定に維持する。これらの因子の共同作用により、最終的に長江中下流域の夏季降水の持続性延長と降水強度の増強を招く。これは長江中下流域の農作物の栽培と経済発展などに深刻な影響を与え、洪水防止の仕事に厳しい挑戦に直面している。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *夏 ,  降水強度 ,  農作物 ,  協力作用 ,  *降水 ,  季節風 ,  経済開発 ,  西太平洋 ,  環流 ,  洪水 ,  気象情報 ,  *エルニーニョ
準シソーラス用語： 亜熱帯高気圧 ,  *持続性 ,  *長江 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： El Ni?o ,  The middle and lower reaches of the Yangtze River ,  Persistent precipitation structure

分類 (2件)： 中小規模擾乱,降水特性  (DC05120X) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (7件)： エルニーニョ ,  長江 ,  下流域 ,  夏季 ,  持続性 ,  降水 ,  メカニズム