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J-GLOBAL ID:201802228491453258   整理番号:18A2169184

ひまわり8号の3つの熱赤外バンドを用いた陸面温度検索のためのアルゴリズム

An Algorithm for Land Surface Temperature Retrieval Using Three Thermal Infrared Bands of Himawari-8
著者 (4件):
資料名:
巻: 96B  ページ: 59-76  発行年: 2018年11月26日 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,ひまわり8号のデータから地表面温度(LST)を推定するための方法を提示する。ひまわり8号に搭載されているAdvanced Himawari Imagerは,10~12.5μmのスペクトル範囲で3つの熱赤外バンドを有している。LSTを推定するためにこれらのバンドを最大限に利用する非線形3バンドアルゴリズム(NTB)を開発した。アルゴリズムの式は10の係数を含んでいる。これらの係数の最適値は,放射伝達モデルによって得た,模擬データから統計的回帰法を用いて導出されている。模擬データセットは,表面放射率,温度および水蒸気プロファイルのタイプおよび季節と同様に,LSTの様々な値に対応している。0°から60°までの視野天頂角(VZAs)を考慮した。この方法で得られた係数に対して,VZA,LSTおよび可降水量依存性に関して,二乗平均平方根誤差(RMSE)を検証した。著者らは,NTBが,Sobrino and Romaguera(2004)によって開発された非線形スプリットウィンドウアルゴリズムと比較して,0.9K未満のRMSEでLSTを正確に推定できることを示した。さらに,係数を得るために用いたデータセットに依存しないデータセットを用いて,入力データにおける不確実性に対するLSTアルゴリズムの感度を評価した。その結果,NTBは入力データの不確実性に対して最高のロバスト性を持つことを示した。最後に,段階的LST検索方法を構築した。この方法は単純な雲マスク手順と地表面放射率推定を含む。LSTプロダクトをチベット高原上の現場データを用いて評価し,その妥当性を確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気象学一般 
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