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J-GLOBAL ID:201802228538533537   整理番号:18A0275057

低酸素はゼブラフィッシュにおけるリンパ胸管形成を阻害する【Powered by NICT】

Hypoxia inhibits lymphatic thoracic duct formation in zebrafish
著者 (6件):
資料名:
巻: 482  号:ページ: 1129-1134  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低酸素は血管新生促進経路のアップレギュレーションを介して血管成長を促進するが,リンパ系への役割は不明のままである。ホメオボックス転写因子Prox1はリンパ管内皮細胞(LEC)を生成するためのマスター制御遺伝子であり,哺乳類における低酸素誘導因子によりアップレギュレートされた。血管内皮成長因子A(VEGFA)は血管新生に重要であるが,VEGFCとその受容体VEGF受容体-3(VEGFR 3)は初期発芽と指向性移動と同様にLECの生存に必須である。本研究の目的は,ゼブラフィッシュにおけるリンパ管の発生に与える低酸素の影響を決定することであった。ゼブラフィッシュ胚を緑色蛍光蛋白質(GFP)に結合したリンパ管レポーター遺伝子を持つTg(SAGFF27C; UAS:GFP)動物から得られた。24時間の低酸素状態(5%O2)に1日齢のゼブラフィッシュの胚の曝露は,胸管形成( 27%, p<0.0001)を阻害した。低酸素症はリンパ管形成促進因子prox1a,vegfcとvegfr3の発現を阻害した。この阻害は再酸素化後に軽減した。一方,低酸素は,vegfa,血管新生促進因子の発現を増加させた。結論として,低酸素はゼブラフィッシュの血管発生に反対の効果を持ち,血管システムの開発を促進するリンパ管系の発達を阻害した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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血管系 
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